Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

2014年09月

【秋分】第四十六候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

【秋分になりました。この日を境に昼が短く、夜が長くなります。
山の日没は早いので行動も慎重にするようにします。

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今日も六甲に行ってきましたが、僕が登山口に向かって下山している時にレスキュー隊の方々が3名入山されていきました。

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すれ違い際に
「遭難があったんですか?」
「具合が悪くなった方が居るみたいです。」
「深刻な状況なんですか?」
「ご自身で歩けるようなので大丈夫です」
と、交わすとキビキビと現場に向かってザクザク登っていかれました。
とても頼もしい姿ではありましたが、自分はお世話にならないように気をつけないと!と改めておもいました。
何しろ本日の僕の登山スタイルは綿のアヴィレックスのカーゴ、上はジャージ。靴だけはキーンでしたが、リュックではなくMACPACのヒップバッグにペットボトル2本という装備でした。

決してナメたワケではありません。でもこの時期の六甲ならこの装備で十分と過信してました。
これからは『そなえよつねに』のボーイスカウト精神で行きます。


そして七十ニ候は『雷乃収声』という季節となりました。
9月22日〜27日ぐらい。

この夏も各地甚大な被害をもたらすゲリラ豪雨を発生させた雨雲、その中か息を呑むような稲光を発し、肝を冷やすような爆音を轟かせるカミナリ。

部屋の中からサッシ越しに見てても迫力満点なのに、屋外でカミナリと遭遇した時はヤバいのなんの!
僕も先日、屋久島の大川の滝を雨天で増水した迫力のある滝を観たくて、そそくさと出かけたんですが、カミナリさんまで友情出演しててそれはもうチビりそうなぐらいのド迫力演出でした。

そんな太古の昔から人間のみならず野生生物もビビらせまくってきたであろうカミナリ。
無敵の傍若無人オラオラ・カミナリにも弱点があるのは皆さんもご存知の通り。

雷を鎮める呪文『クワバラ・クワバラ』と唱えれば雷は落ちないと言われています。

雷がクワバラの呪文を恐れる(嫌う?避ける?)ようになったことを伝える民話はいくつかあるようですが、ここでは兵庫県三田市桑原村に伝わる民話を紹介します。


「むかし、むかし元気でオッチョコチョイのカミナリの子供が、三田の桑原市(くわばら市)にある欣勝寺の境内の井戸に落ちてしましました。

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↑が落ちた井戸

どうしても外にでることが出来ず、井戸の中で「和尚さんたすけて〜」と騒いでいるので、和尚さんは井戸にフタをして少しカミナリの子供を懲らしめてやりました。

カミナリの子供は「助けておくれ、もう桑原村や欣勝寺には落ちません!」と誓ったので和尚さんはカミナリの子供を井戸から出して助けてやりました。

それ以来、桑原村には雷が落ちた事が無く、『クワバラ・クワバラ』と呪文を唱えると雷が落ちないといわれています。

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ここの三田市桑原村の『欣勝寺』なんと御本尊が「虚空蔵菩薩」なのです。
これって受験生にとってはメチャクチャご利益抜群のお寺ってではないでしょうか?

なにしろ『(カミナリが)落ちないに加えてアノ空海も熱心に信仰した知恵の神様・虚空蔵菩薩がいらっしゃるのですから完璧です。』ちょっとダジャレちっくですが、験担ぎということで!


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↑本殿は改修工事中(2014年9月現在)

【白露】第四十五候:玄鳥去(つばめさる)

9月17日〜21日頃。

春先に訪れたツバメが南に帰る時期。ツバメ達は一日に300km以上も飛んで東南アジアやオーストラリアで越冬します。


僕も15日の朝、大阪空港から数百キロの距離を飛行機でひとっ飛び。鹿児島空港でひと休みしてから、プロペラの飛行機に乗り換えて雨が降りしきる屋久島に着陸しました。
そこから4日間、今度は自分の足で屋久島の山の中をテクテク。一日に10キロ以上12時間近く歩いた日もありました。

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苔むす森に霧が立ちこめる幻想的な光景の朝、トリップ感に浸りながらまるで彷徨うような感じで歩きました。
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もののけの森では今の二十四節気でもある白露がキラキラと瞬いていました。


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太鼓岩へ登り、辻峠を下って楠川分れからトロッコ軌道を歩いて大株歩道を登り切り株でお馴染みウィルソン株、大王杉、縄文杉に感動。


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日本百名山の一つ、九州最高峰の宮之浦岳に登り、奇岩群の投石平を通って花之江河の大湿原へ。

淀川登山口へ下り、そこからさらに舗装道路を紀元杉バス停まで下山。バスにて安房から海岸沿いの露天風呂、湯泊温泉へ。


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雨で増水した大川の滝(日本百名瀑)の間近まで。雷も激しく迫力満点でした。

帰宅の翌日はバイトがあったので、出勤前にiPhone6+に機種変更して仕事にもちゃんと精を出しました。


ちょっと欲張り過ぎ?今回の屋久島縦走ルート

1日目:夕方、白谷雲水峡より入山して白谷小屋泊。

2日目:太鼓岩に登り辻峠を下って楠川分れよりトロッコ軌道を歩いて大株歩道を登りながらウィルソン株、大王杉、縄文杉を見て高塚小屋泊。

3日目:宮之浦岳に登って奇岩群の投石平から花之江河と通って淀川小屋泊。

4日目:淀川登山口に下って、さらに舗装道路を紀元杉バス停まで下山。バスで安房から海岸沿いの露天風呂、湯泊温泉で汗を流してホステル泊。

5日目:大雨で増水した迫力満点の大川の滝を見物してお土産を買って帰還。

【白露】第四十四候:鶺鴒鳴(せきれいなく)

鶺鴒鳴、9月12日〜16日頃

セキレイが鳴きはじめるころ。という季節です。このセキレイが鳴くというのが求愛行動なのか、どうなのか知りませんが、セキレイはイザナミとイザナギに尾を上下に振って契りの交わし方(性交)を教えた鳥として日本神話に登場します。
このことからセキレイは「恋教鳥/コイオシエドリ」「嫁教鳥/トツギオシエドリ」と言われています。

僕は山にはよく出かけるんですが、登るのが目的になっているので野鳥を観察したり、のんびりと散策という事をあまりしません。
なので、そんな特徴のある動きをするセキレイもどんな鳥なのか全然ピンときませんが、サントリーのさ愛鳥サイトによると割と身近にいる鳥のようなので、神様に恋を教えた鳥とはどんな鳥なのか是非、観察してみたいです。

そして、僕にも恋の手ほどきを!


あと、先日、マディフォックスのボロボロ中古車を買ったのですが早速色々と不具合が発生してしまい、あらたにGIANT XTC840を買い直しました。
マディフォックスはパーツ取りとメンテナンスの練習台として活躍してもらいます。
さっそくサドルは付け替えました。

XTC840がスリックタイヤなのでマディフォックスのタイヤと交換したいけど、自分で出来るのかな?
クイックリリースというタイヤの着脱がスムーズに行えるハズ!の構造なので出来そうな気もします。
エイムックの『MTBメンテナンス』という本も買ったので簡単な整備ぐらいは自分で出来るようになりたいもんです。

あっ!iPhone6Plusも楽しみ。

【白露】第四十三候:草露白(くさのつゆしろし)中秋の名月


七十二候は草露白(9月8日〜12日頃)草木に降りた露が白く光って見える季節で残暑もやわらいでくる頃。
二十四節気は白露もほとんど同じニュアンスみたいなので、露が付くということは季節が秋にぐっと近づいた目印なんですね。

そして今夜は『中秋の名月』十五夜です。

尼崎の夜空にもクッキリと満月が浮かんでいました。
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尼崎の民話に『名月姫』という話があります。
平安時代、現在の尼崎市尾浜に刑部左衛尉国春という豪族に玉のような女の子が生まれました。
中秋の名月の日に生まれたので「名月姫」と名付けました。
姫が14歳になった時、能勢の豪族・能勢家包が姫をさらい自分の妻にしてしまいました。
父の国春は悲しみにくれ出家し、諸国行脚の旅にでました。

折しも、平清盛が兵庫の大輪田の泊の改修工事していましたが、難工事となったため「工事を成功させるためには、人柱を立てなければならない」と旅人を捕らえていました。

名月姫の父・国春も捕らえられ、人柱にされようとしていました。

そんなある日の夜、名月姫夫妻の夢枕に老翁(大日如来の化身)が立ち「あなたの父が清盛に捕らえられ命が危ない」と告げました。

家包、名月姫夫妻は直ちに清盛の元へ行き、父・国春の命の嘆願をしました。

その様子を見ていた清盛の健児(側仕え)松王丸が捕らえられた三十人の人柱の身代わりを買って出たおかげで、国春も解放され、名月姫と共に大日堂を建てて祀りました。
名月姫は夫・家包の死後に尾浜に一堂を建立し、夫の菩提を弔いながら一生を終えたと伝えられています。(尼崎、郷土史研究会/みちしるべ34巻)より抜粋。


尼崎で”間違いのない”お持たせ銘菓として有名な『彩花苑』という和菓子屋さんがあります。
※かりんと饅頭や焼きプリンも絶品です。

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この彩花苑にその名もズバリの『名月姫』という和菓子があります。満月のようにまん丸なひよこ饅頭の餡にマロングラッセが混ざった感じで、これがまー美味しいです。

尼崎で中秋の名月を愛でる時、いにしえの親孝行で良妻の美女の姫に想いを馳せながら「名月姫」をむさぼるというのが尼ならではの作法な気がします。

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そして『彩花苑』の本店は名月姫が生まれ育ち、波瀾万丈の人生が穏やかになった晩年から生涯の幕を閉じるまで暮らしたとされる『尼崎・尾浜』にあります。

彩花苑には「近松物語」というお茶受けにピッタリな羊羹があったり、名品和菓子とともに、この郷土愛に溢れる商品ラインナップも僕のお気に入りの理由です。


【処暑】第四十二候:禾乃登(こくものすなわちみのる)

9月2日〜9月7日頃

禾乃登。稲が実り始めて収穫も間際に迫って来ました。というころ。
収穫時期は忙しくて大変だとおもいますが、今は待ち遠しくて楽しみでワクワクしていたり、台風シーズンでもあるのでハラハラしたり、ちょっと落ち着かない感じの季節なんでしょうね。

そんな僕も屋久島縦走を控えてワクワクしながらバイトに精を出してますが、ウッカリ風邪をひいてしまいました。今は熱も治まって回復したので体調はバッチリなんですが、はやり台風で飛行機が欠航なんてことにならないかとハラハラと、ちょっと落ち着かない感じです。


この季節の楽しみとして「秋の七草」があります。
「正月休み明け」に食べる「七草がゆ」の春の七草とは違い、「秋の七草」は食べたりはしません。

山上憶良が詠んだ
『秋の野に 咲きたる花を 指折りて かき数ふれば 七種(ななくさ)の花』(万葉集/巻8-1537)
『萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花』(万葉集/巻8-1538)
の2首が由来とされているそうでで、現代の和名では
女郎花(オミナエシ)、尾花(ススキ)、桔梗、撫子、藤袴、葛、萩です。

野草なので今でも道ばたや土手に普通に咲いているんでしょうか?


尼崎が誇る史跡の一つに『猪名寺廃寺』というところがあります。

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調査によれば奈良時代の昔、この場所には法隆寺式の大伽藍が建立されていたそうです。

今は公園のすみに礎石が1つポツンと残るだけですが、百人一首にも選ばれている、大弐三位(紫式部の娘)の娘の歌にも出て来ます。

「有馬山、猪名の笹原風吹けば、いでそよ人を、忘れやはする」

猪名寺廃寺史跡では笹を植え、この歌が詠まれたころの風景を蘇らせています。
ほぼ再現できてるんじゃないでしょうか。かなり万葉の情緒がある眺めでした。
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そして、「秋の七草」も栽培されています。

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ちょっと弱々しいナデシコ

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多分「女郎花」のツボミだと思うんですが、違ってたらすいません(花や野草は全然詳しくないです)
花や野草の種類が一目で判れば山に行った時に、山ガールにひけらかしたりして楽しそうだから、これから頑張って覚えてみます。

というか、秋の七草って開花時期が違うんでしょうか?自生だと一斉に開花するんでしょうかねー。
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