場所/寺名:蛸薬師堂/永福寺

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日:2009年4月20日


所在と最寄り駅

京都市中京区新京極蛸薬師東側町503
阪急河原町駅下車、四条通から新京極商店街に入り中ほど


お寺の特徴など
京都12薬師の第12番札所。

永福寺で修行していた若い僧、善光は病の母の願いを叶えるべく戒律を犯し、生魚市場で蛸を買い求める。
その様子を見ていた町の人々は寺の門前で箱の中を見せよと善光を責め立てた。
善光は「この蛸は、母の病気を治すために買ったものです。お助けください」と祈りながら箱の蓋を開けると、蛸の八本の足が八軸の経巻となり霊光を四方に照らした。
人々は手を合わせて「南無薬師瑠璃光如来」と称えると、経巻が再び蛸に戻り、門前の池に飛び込むと薬師如来の姿に変わり瑠璃光を発した。
その光の一筋が善光の母の頭を照らすと、たちまち病気は回復した。
以来、この薬師如来を蛸薬師と呼ぶようになったそうです。


拝観可能な仏像など
なで蛸


感想
繁華街のド真ん中という場所柄とついつい触りたくなるびんづるさん(或はビリケンさん)のような「なで蛸(なで薬師)」の気軽な雰囲気と相まって、かなり親しまれているお寺のようです。
朱印も貰いましたが「蛸薬師如来」の毛筆は結構インパクトあります。

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拝観料
境内無料

御朱印
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「蛸薬師如来」

お土産
お守り、冊子など