寺名:明通寺

訪問日:2010年12月27日

所在と最寄り駅

福井県小浜市門前5-21
JR小浜線「東小浜駅」からタクシーで約10分
<舞鶴若狭道>小浜西ICから30分



お寺の特徴など
大同元年(806年)、坂上田村麻呂によって創建され薬師如来、降三世明王、深沙大将の三体を彫って安置したたと伝えられる。本堂と三重塔は国宝。


拝観可能な仏像

【重文】
薬師如来坐像:像高134.0cm / 藤原時代
【重文】深沙大将:像高254.0cm / 藤原時代
【重文】降三世明王:像高250.0cm / 藤原時代
など

撮影不可


感想
とても珍しい深沙大将の像があり、今回の若狭見仏旅行の目的の1つ。
深沙大将は毘沙門天の化身、西遊記の沙悟浄のモデルと言われる像。
明通寺の
深沙大将は254cmもある大きな像で、ドクロを頭に掲げ、蛇を手に持ち、童子の顔を腹部に付けるという奇怪な像容と相まって不気味さ満点でした。
通常、薬師如来の脇侍といえば勿論、日光、月光菩薩なのですが、明通寺ではこの
深沙大将降三世明王が脇侍を勤め、十二神将が守護する独特の形式で異様な雰囲気をかもし出しています。
降三世明王に踏みつけられているウマ妃もどことなく恍惚とした表情に感じられました。
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↑国宝三重塔

拝観料
400円

御朱印
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お土産
薬壷のおみくじ、ポストカード、お守りなど