施設名:ふるさとミュージアム山城(京都府立山城郷土資料館)

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訪問日:2012年4月7日


所在と最寄り駅

〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛千両岩
TEL 0774-86-5199 FAX 0774-86-5589

月曜休館

特徴など
南山城地区は、観音寺、神童寺、蟹満寺、禅定寺、岩船寺、浄瑠璃寺、など名仏揃いの寺院が点在する仏ゾーン。
ふるさとミュージアム山城はその南山城地域の歴史と文化を紹介する郷土資料館。
仏像の収蔵は数点しかありませんが、なかなか見ることのできない牛頭天王像が常設展示されています。

拝観可能な仏像

牛頭天王像(松尾神社より寄託)
毘沙門天像

撮影不可

注意書きには撮影は許可を得てください。とあったので申請したけど許可されませんでした。


感想
目当ては牛頭天王像のみ。
受付を済ませて血相を変えて展示室へ。
入館の際「牛頭天王はどちらですか?」などと聞いたせいか、係の方が2名、像の説明に付いてくださいました。
展示されていたのは思っていたより小さいサイズの座高約50cmの四面二臂の半跏踏み下げ像。
写真で見ていた像の容貌から大将軍八神社に収蔵されている神像群ぐらいの物を想像していました。

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それでも堂々たる体躯に甲冑を見事に着こなし檄を取り四面の頭上に牛頭戴く姿に惚れ惚れしました。
表情も豊で口は歯も表現されていて目を見開きコチラを見据えています。
威嚇するうなり声が聞こえてきそうです。

展示されている像も虫食いが結構目立つものでしたが、この像と対象の姿の牛頭天王像がもう1体あるそうなのですが、さらに痛みが酷く展示できない状態とのこと・・
神像ってどうして虫に喰われて朽ちてるのが多いんでしょうか。

ブログ内リンク→【謎の神2:牛頭天王】

入館料
200円


お土産
企画展の図録など