園城寺にある尊星王・妙見菩薩と能勢妙見とは像容があまりにも違い過ぎて、素人としては同じ仏尊とは理解にしくいです。
myoukensonjyou
妙見菩薩↑


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能勢妙見↑(上/左)  大将軍神↑(上/右)奈良国博収蔵     


というより能勢妙見が方位神の大将軍とソックリ過ぎるので、能勢妙見は本来、方位神なのでは?とシンプルな疑問を持ってしまいます。


素人考えでは能勢型の妙見菩薩は七曜日の惑星に関連のある方位神が北斗七星信仰と混淆して中心の「北極星である妙見菩薩」が大将軍と同体視された結果。なんて思いたくなります。

京都の大将軍八神社の宝物館で正面に安置されている神像群を北斗七星とするような説明を受けて驚きました。

方位神が九曜(惑星)に比定されているのは知っていましたが、北斗七星が混淆したような歴史はあるんでしょうか?

でもこうなると、鎮宅霊符神=妙見菩薩=大将軍=牛頭天王はみんな同体となって僕はもうワケがわからなくなっていまします。