TV見仏記Vol.5(湖東/湖北・南河内編)でいとうせいこう氏が線香をあげ、ひれ伏すように合掌していた河内長野金剛寺の大日如来・不動明王・降三世明王。

さぞかし凄いんだろうな・・
これは何が何でも見仏しなければ!!と訪れました。

収蔵庫と本堂のある境内はそれぞれ別で拝観料を支払います。
収蔵庫も見所タップリで朽ちてなおパワーを増している感じの神像や、本尊とおなじ大日三尊形式の曼荼羅(これは金剛寺独特だそうです)そして、最澄作の「走り大黒天」

金剛寺は真言宗のお寺なのに、最澄作の仏像があるのも面白いです。


収蔵庫を後にして金堂のほうに向かうと・・・

ガーン

なんと修復中でお目当ての大日如来・不動明王・降三世明王もお留守とのこと。

kongouji


ここの降三世明王。坐像でシバ&ウマを踏んでいない形でとても珍しいんですよね。
観たかった・・観れないとおもうとますます観たくなります。
でも寺務所で写真集を見せてもらったり、色々お話を伺ったり有意義な時間を過ごすことができました。


後日談、2012年6月6日、秋篠寺など秘仏開帳に合わせて奈良を訪れた際に立ち寄った「奈良国立博物館」で金剛寺の降三世明王と対面しました。
デカい!!とてつもなくデカかったです。いとうせいこうさんがひれ伏すのも納得・・
何が何でも三尊揃った時に金剛寺の金堂で拝観したい!
修復完了予定は当初平成27年だったはずだけど、いつの間にか2年伸びて平成29年完了予定になっていました。



寺名:金剛寺
訪問日:2011年10月23日

所在

〒586-0086 大阪府河内長野市天野町996
0721-52-2046

拝観可能な仏像

五智如来
走り大黒天

平成29年以降
大日如来・不動明王・降三世明王

撮影撮影不可

拝観料:

御朱印

お土産物
清め塩