霜もおりなくなり苗代では稲が芽吹いて緑の絨毯さながらの光景だそうです。

そーいえば苗代って見た事ないな。
近所にも田んぼはあるけど、いつの間にか稲が植わっていて水が張られてカエルが鳴いてるなーとおもったらいつの間にか刈り取られてる。って感じです。
これまでいかに季節の移ろいに感心が無かったか・・

その反動なのか今日は近所の河原にヨモギを採りにいって草餅を作ってみました。

ヨモギっぽい草はなんとなく知ってる程度だったので念の為にネットで形状を調べてから現場へ出かけました。
どーもそれっぽいのが3種類かあるけどヨモギはどれ?

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公園の管理事務所に葉っぱを3枚持って行って『どれがヨモギですか?』と訊ねたところ『わからない』と即答されてしまいました。
公園には地域の方々が園芸するレンタルスペースがあってそこで作業している方に聞いてみたところ、3種類とも全部ヨモギだそうです。

ま、微妙に亜種とかあるんかな?程度の理解で早速、収穫開始。

さすが旬!これぞ旬ですね。そこら中ヨモギだらけでアっと言う間に持参した袋がいっぱいになりました。

ココからは何方か様のブログやクックパッドを見ながらの作業になるのですが・・・

まずはヨモギを水にさらして柔らかい葉っぱの選別とゴミや虫の除去作業。

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虫を水没させる為にしばらく浸しておいて『草餅』の材料を買いに行きました。

★材料
・ヨモギ
・上新粉
・白玉粉
・さとう
・あんこ
・重曹


★道具
すり鉢、すり棒、一人前用土鍋、ラップ


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こんな感じです。

まずはほうれん草を茹がくようにヨモギを重曹入り熱湯に。
多分、これで虫も完全に除去できるはずです。
アク抜きを兼ねてボウルとザルで何度がすすぎます。

ギュッと絞って包丁でザク切りにしたらすり鉢へ

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加減が判らなかったのですが、ゴリゴリと繊維っぽいのが無くなるまですりました。

鮮やかな色と芳醇な香り。
これぞまさに旬!
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クックパッドなどのレシビを参考にしていると、上新粉と白玉粉で餅を作ってヨモギを投入する行程で、ボウルに材料を入れてラップしてレンチンやラップせずにレンチンと人それぞれでした。

ここだけ!自分のアイデアで『一人前用土鍋』を利用しました。

土鍋に上新粉、白玉粉、さとうをテキトーに入れてお湯を加えて耳タブ程度の堅さに調整。
すりつぶしたヨモギを投入して木ベラで合わせます。

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土鍋のフタをして2分レンチン

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味見をしてヨモギと砂糖を調整。堅さは良い感じだったのでフタをして更に2分レンチン。


スリ棒で餅を突くようにしたり混ぜたり・・更に2分レンチン(合計3回で6分)


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んーーーー。めちゃいい感じに出来上がりました。

ラップに水を着けて餅を適量とって丸めて平らに伸ばします。
そこにあんこを乗っけて

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打ち粉をまぶして出来上がりです。

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美味しかったけどめんどくさいのでもうやりません。

余ったヨモギは洗濯ネットに入れて感想させてます。
モグサの材料だったり入浴剤にしたり、色々使い道があるみたいですが、とりあえず入浴剤として。あとはお香みたいに焚いてみようかな?とも思ってます。