二十四節気は穀雨。穀物に実りをもたらす雨が降る季節。

七十二候、葭始生は2015年4月15〜24日頃。
新緑の季節。水辺でも葭(葦)の若芽が芽吹いています。
山は無くとも、水辺は多い!海抜ゼロメートル地帯尼崎には、昔は葦も生い茂っていたんでしょう。
芦刈島というちょっと微妙な感じの民話があります。 

 
天気も良いので海抜ゼロメートル地帯付近から、六甲山系の荒地山にブラっとでかけてきました。
荒地山の登山口は駐輪がしやすいので、最近は自宅から自転車で登山口まで自走して、荒地山によじ登る!というパターンが多いです。 

なんかハードにアクティビティを楽しんでる風で良い感じ。


せっかくヘルメットも買ったので、ポタリングの時には被るようにしています。

芦屋までのサイクリングで早くもクタクタなので、登山口でしっかり、たっぷり休憩してから登山開始。


ツツジの咲きっぷりが染め物みたいに鮮やかでした。


岩梯子を越えたあたりの荒地山からの展望です。
芦屋の六甲は険しいので大好き。



新七衛門ぐらをくぐるのは圧迫感があって怖いです。

なにしろ道楽者が頭を潰された伝説がある岩穴ですから・・

「昔、七右衛門という若者が酒酔享楽の末、山で行商人を襲うようになり、荒地山の石ノ宝殿に祀る権現さまに岩穴で頭をくじかれ祟り死にしたそうな・・」

七右衛門のむこうを張る道楽者の僕としては、ココは毎回審判を受けるような気分でくぐっています。


尾根筋はところどころツツジのトンネルで綺麗でした。

あっと言う間に荒地山山頂に到着。

山頂で休憩しながら下山ルートを考えます。
奥高座の滝に抜けるルートが楽しいんですが、滝を降りる時にかなり緊張感が必要なので今回は気楽に風吹岩方面に下山することにしました。


風吹岩まで降りてみるとなんとマウンテンバイクが2台!
登山口まで自転車で着て、超アクティビティだぜ〜と思ってたのに、さらなる強者が。
メットを被って風吹岩のてっぺんで休憩してる方にどのコースから登ったのか聞いてみました。
芦屋川を登って十文字山〜打越峠からの風吹岩だそうです。
今度、僕もやってみたいようかな?


そして高座の滝へ無事下山。