見仏日:2014年4月12日
※開帳期間(2014年4月4日〜6月1日)
西明寺から車でホントすぐ。金剛輪寺の拝観受付に到着しました。
ここ金剛輪寺も4年ぶりで当時はまだ登山を初めてなかったので、本堂手前の石段がやたらキツかった印象があります。
そして風車を持ったお地蔵さんが居並ぶ参道では厳粛な念を感じてちょっと怖かったことを思い出しました。
巨大ワラジが奉納された二天門をくぐり本堂へ。
開帳されている秘仏本尊の聖観音は行基作で「生身の御本尊」と呼ばれ「行基が彫進んでいくと木地から血が流れ出た」という伝承があります。
開帳されている姿に目を凝らしていると、生々しいノミ跡がハッキリと見えました。
行基伝説と結びつく典型的な「霊木化現仏」の姿形でした。
「霊木化現仏」は霊木や神木から仏が姿を現す瞬間を表現したもので、未完成というワケではないそうです。
TV見仏記の鞍馬寺編で注連縄を付けた薪か材木のような木を「大杉大権現」として祀っているのがありました。普通の木(霊木)の中に仏の姿を見る(化現)という現象は本来、修行を積んだ僧だけが感得できるものなんでしょうね。
でも行基は厳しい修行の先に得ることができる奇跡を衆生にわかりやすく「霊木化現仏」として表現してくれたに違いありません。
たとえそうでなくても1200年以上も前に彫られた仏像は何が何でもありがたいです。
行基菩薩は近鉄奈良駅前の噴水の中にいらっしゃいます。
興福寺や東大寺に電車で行ったことがある方ならお姿を見たことがあるはず。
百済寺へ続く
※開帳期間(2014年4月4日〜6月1日)
西明寺から車でホントすぐ。金剛輪寺の拝観受付に到着しました。
ここ金剛輪寺も4年ぶりで当時はまだ登山を初めてなかったので、本堂手前の石段がやたらキツかった印象があります。
そして風車を持ったお地蔵さんが居並ぶ参道では厳粛な念を感じてちょっと怖かったことを思い出しました。
巨大ワラジが奉納された二天門をくぐり本堂へ。
開帳されている秘仏本尊の聖観音は行基作で「生身の御本尊」と呼ばれ「行基が彫進んでいくと木地から血が流れ出た」という伝承があります。
開帳されている姿に目を凝らしていると、生々しいノミ跡がハッキリと見えました。
行基伝説と結びつく典型的な「霊木化現仏」の姿形でした。
「霊木化現仏」は霊木や神木から仏が姿を現す瞬間を表現したもので、未完成というワケではないそうです。
TV見仏記の鞍馬寺編で注連縄を付けた薪か材木のような木を「大杉大権現」として祀っているのがありました。普通の木(霊木)の中に仏の姿を見る(化現)という現象は本来、修行を積んだ僧だけが感得できるものなんでしょうね。
でも行基は厳しい修行の先に得ることができる奇跡を衆生にわかりやすく「霊木化現仏」として表現してくれたに違いありません。
たとえそうでなくても1200年以上も前に彫られた仏像は何が何でもありがたいです。
行基菩薩は近鉄奈良駅前の噴水の中にいらっしゃいます。
興福寺や東大寺に電車で行ったことがある方ならお姿を見たことがあるはず。
百済寺へ続く