Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

博物館・美術館

【雨水】第六候:草木萠動(そうもくめばえいずる)

3月1日〜3月4日。
土や枝から一斉に芽吹き新しい命に春の訪れを感じる頃。

桃の節句ですね。
賑やかだけなお祝いではなく、どことなく陰鬱な雰囲気の漂う風習ですよね。

ままごとを通じて女の子に性の知識を教えたり、性に対する恐怖を取り除くための儀礼という説を聞いたことがあります。
菱餅や蛤は女性器を象徴していたり、甘酒は精液の象徴だとか、そんな内容で「なるほど!そうだったのかー」と納得したのを覚えています。実際のトコはどうなんでしょ?


そんな僕は3月4日、日本一高いビル(商業施設ビル?)詳しい定義はしりませんが、とにかく大阪人が大好きな「ニッポンイチ!」の場所に行って来ました。

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目的はコ洒落たランチではなく、新名所の展望台でもなく「あべのハルカス」内にできた「あべのハルカス美術館」です。

オープン当初はたしか「東大寺展」が開催されていたように記憶していますが、あべのハルカス一周年の今は「高野山」展でした。

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運慶の国宝八大童子にはヤラれました!鎌倉時代にはこういう童子や仏がそこらへんにウロウロしてたの?ってぐらい自然な感じ!居る感じ!とにかくリアルです。

大好きな快慶からは四天王。これは高野山でも見た事あったけど、写実にデフォルメで盛りに盛ってます。衣のたなびき方も表場もデフォルメされた表現だし踏まれてる邪気まで大げさです。
でもそれが快慶のテクニックだし仏のパワーをデフォルメという技法で表現したんだとおもいます。
なによりも感激なのは「執金剛神」が来てたこと。
「執金剛神」カッコ良すぎる!快慶はナマの執金剛神を観たんだ!!と確信しました。
だって変なところやつじつまが合わないところがないんです。居ますのこの方!

前々から「執金剛神」と「深沙大将」と上記「四天王」の6体はすべて快慶作なのではないか?と言われていたんですが、確証がありませんでした。
僕が高野山に行った時、丁度「執金剛神」と「深沙大将」を調査して、2体の胎内納入品から快慶作である!という証拠が発見されて、重要文化財の指定を受けたばかりでした。
それで、重文指定のお披露目のため上京(東京国立博物館の新認定国宝&文化財展みたいなの)していて観れなくて、くやしいけどお土産でしおりを買いました。

今回、念願の「執金剛神」とはやっと巡り会えましたが!「深沙大将」がまだなので、近々、僕のほうが出向きたいとおもいます。

そして僕のメインは孔雀明王。仏画は沢山ありますが、孔雀明王の立体はなかなかないですよね。
しかもこれも快慶です。

京都府舞鶴の「金剛院」にも快慶作の「執金剛神」と「深沙大将」がいます。
こちらもメチャクチャかっこ良すぎるので是非、拝観してみてください。
とくに深沙大将!!
好き過ぎてこのブログの以前のタイトルは「ジンジャー大将」だったぐらいです。

【京都国立博物館・特別展】「国宝鳥獣戯画と高山寺」展

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観覧日:2014年11月20日

京都国立博物館に「鳥獣戯画展」を観に行って来ました。

平日だったので博物館つでに、久しぶりに三十三間堂と紅葉が美しいであろう永観堂あたりも行ってみようかな?と久しぶりの京都中心部の散策を計画していました。
が!国立博物館についてみると入場まで「100分待ち」の長蛇の列。
入場してからメインの絵巻まではさらに「20分待ち」と看板が掲げられていました。
鳥獣戯画の人気をちょっとナメてました。

おとなしく列に並びスマホで時間潰し・・

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高山寺に伝わる「鳥獣戯画」は博物館に寄託され、お寺には複製品が展示されているのですが、快慶作の子犬があったり、ぽつんと一人でいる善哉童子が可愛かったり、鳥獣戯画が伝わるお寺らしいほのぼのした雰囲気でした。
鳥獣戯画を全面に押し出したグッズが豊富で僕も迷わず朱印帳をゲットしました。

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朱印自体は別の朱印帳に書いてもらったので、高山寺の朱印帳を今まさに使っています。

鳥獣戯画に登場するキャラクターはよく目にするので、新鮮さは期待していなかったのですが、巻物を全部みるとやっぱり違いますね。
巻物自体がちゃんと作品として成立していて、鳥獣戯画の世界に吸い込まれます。
楽しそうに遊ぶキャラクター達の躍動感が伝わってきて本当に目の前で動いているかの臨場感でした。

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お土産もたっぷり買いました。

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京都国立博物館・平常館の修復工事が完了してから始めての訪問だったので、宝誌和尚とも対面してきました。

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大阪・河内の金剛寺の巨大大日如来と不動明王がおわし、思わぬ対面に歓喜!
もしや?とおもったのですがやはりコチラにいらっしゃいましたか〜
降三世明王は奈良国立博物館にいらっしゃいます→ブログ記事

早く金剛寺で三尊揃った形で見たいもんです。


木版画に挑戦

先日訪れた倉敷の大原美術館の中庭に蓮の花がありました。

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均整の取れたセクシーなフォルムと抜群に綺麗なグラデーションはどうみても造花の美しさ。

でも本物でした。

開花の時期がまだ早い気がしたのと、あまりにも見事な美しさだったので、まさか本物の花とは思いませんでした。

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というワケで画題は『蓮』



一版一色刷のつもりだったんですが、ちょこっとイジったら二版にできそうだったので二版三色刷にバージョンアップさせました。

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版ズレは味ということで。
てか一応、色気を出して大原美術館にも展示されていたポップアート界の巨匠の版ズレ感を狙ってみた。つもりです。(笑)
次回作はこれまた大原美術館にあったポップアート界の巨匠パート2の巨大網点に挑戦だ!(冗談です)

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トイレに飾ってみました。
スクラビングバブル・スタンプしまくりで綺麗なトイレなのでご安心ください。

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丁度、蓮の記念切手が発売中だったので10枚購入。限定10枚で暑中見舞いとして送る予定ですが、早く見せたくてフライングしまくりで投函しました。

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【兵庫】行基塚のある昆陽寺〜巨大蜂のいる昆虫館

(初)見仏記:2009年4月8日
(再)見仏記:2014年6月7日

イオン専門店街で開催している宿泊券が当たる懸賞。
応募シールが集まったので、さっそく応募箱に入れに行こう!と張り切って原付ででかけました。

無事、応募も完了し、さて帰ろう。。。。。とおもったけど、あまりにも天気が良いので、真っすぐ帰るのが勿体無くなりました。

そうだ!久しぶりに昆陽寺に行ってみよう。
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仏像は見れないけど境内には行基塚があったり寿老人が勧請されていたり、それにこの辺りでは珍しい朱塗りの仁王門があって仁王さんが控えていたり、ノンビリ過ごすほどではないけど・・・(汗

この辺り・・見仏向きのお寺が無いんです。

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行基塚・・行基菩薩のお墓なんでしょうか?

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弁天堂の池の水が干上がってました。

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昆陽寺からさらに原付を飛ばして昆陽池公園にある『伊丹市立昆虫館』へ向かいました。

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たっぷりと水をたたえた昆陽池・・弁天堂はありません。

昆陽池公園は大阪に近い住宅街のそばにありながら、豊かな自然を残しています。
でも、公園敷地のほどんどが池なので散策するにも整備された遊歩道の中と限られています。
が・・・昆虫好きな世代(幼稚園児)には抜群に歩きやすく、入口から約600メートルの距離も丁度良いのではないでしょうか?

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雨が降ると紫陽花がチカチカと点滅するように色を変えて綺麗ですね。

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展示ブースに入るとイキナリ目に飛び込んでくるアミューズメント的なギミック巨大蜂。
昆虫館の目玉アトラクションやとおもいますが、リアルです。
動かしてみたかったけど、本日は日曜日ということもあって子供の列が途切れません。

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他にも趣向を凝らした企画展に標本の展示室、生体の観察室、映像スペースに学習室めちゃ盛りだくさんで伊丹市民が羨ましくなりました。

企画展は虫のアートでした。昆虫自体の不思議な模様や擬態。昆虫をモチーフにした工芸品やアート作品、昆虫の折り紙と大人でも十分、楽しめるグレードの展示内容に大満足でした。

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昆虫館の目玉アトラクションその2

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蝶々を放している温室。沢山の種類の蝶々が舞い南国ムードの花や見学に来ている子供達に留まっていました。


尼崎の西武庫公園あたりに移築してくれないかなー。でも尼じゃ昆陽池規模の自然もないしな・・

【大阪市立美術館・特別展】山の神仏〜吉野・熊野・高野

見学日:2014年6月1日

会期も最終日、やっと行ってきました。

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ある意味「邪道!?」とも思えるほど贅沢過ぎる大イベントです。

展示ブースも吉野ブース、熊野ブース、高野ブースとそれぞれ分かれていてまるでフェスの会場。

それぞれのブースでトリを勤めるスター仏像が来場していますが、マニアックなファン向けの仏像もメンツに加わっています。

吉野桜本坊の役行者のお母さん像『役行者母公椅像』なんて吉野に行っても滅多に見れない秘仏なのに・・「大阪見物に来ました〜」って気軽な感じでチョコンと腰掛けてました。
その横では役行者がガッチリと合掌して呪文を唱えてました!すっげーカッコ良かったです。

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高野山からは収蔵庫にいらっしゃる、普通なら秘仏中の秘仏。「両頭愛染明王」が参上!

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僕の地元あたりでは門戸厄神さんの本尊が『両頭愛染』なんですが、御影のイラストで姿を想像するだけが精一杯の絶対秘仏。
理由はこの画像を観ていただくと解るとおもいますが、二面じゃなくシャム双生児のように頭が2つある両頭。1つは愛染明王の頭で、もう1つは不動明王の頭。異形でパワフル!
でも高野山の霊宝館では実は意外に気軽で通常展示されています。


そして熊野からは神像群。
神像って見慣れてないせいなんなのか・・神様だからなのか不気味さがあります。


実際に観てみると、贅沢なイベントなのは間違いないですが、どの山域もほんの・ほんのさわり。といった感じで、やっぱり堪能するには実際に足を運ばないとだめですね。

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