Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

和歌山県

【まんが日本昔ばなし】『安珍清姫』〜道成寺〜

紀州、道成寺を舞台にしたイケメン僧侶・安珍と情念の女・清姫の悲哀に満ちた物語。

惚れた男に裏切られ煮えたぎった情念が女を魔物へと変化させます。
魔物と化した女から逃げ道成寺に身を隠す安珍の運命はいかに?
そして魔物と化した女の末路は?




【当ブログ過去記事リンク→】安珍清姫伝説のお寺〜絵とき説法は必聴

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【和歌山・貧乏見仏旅-4:白浜歓喜神社】ご神体がモロ!お守りがモロ!

まず、初めに。

白浜歓喜神社のお守りは「女陰銭」です。


僕は京都伏見・建長寺のお守り(女陰銭)に続いてココの「女陰銭」をコレクションに加える目的で、今回の見仏旅行のコースに白浜歓喜神社を加えました。

白浜にはいると突如、目に飛び込んでくるリゾートホテルやコンドミニアム、バブリーなクルーザー、そして海岸に広がる白い砂のビーチ・・などなどすべて素通りして目的の白浜歓喜神社に到着。

何故か白浜美術館なるものが併設されていていました。

拝観料を支払うと、まずこの美術館から入ることになります。


どうやら収蔵庫のようですが、陳列されてるのは男女の交合(SEX)を表した曼荼羅、チベット仏など、展示物のすべてが性で埋め尽くされていました。

正面から観ると隠れてしまっている接合部分を下から鏡で覗き見できるような親切な展示方法に関心しました。

意外というか、やっぱり・・というか、大聖歓喜天(聖天さん)も展示されています。
めったに観れない秘仏中の秘仏、聖天さんも気軽に展示しちゃうあたり、この先がますます楽しみです。

美術館を抜けると拝殿の前にいきなりリアルなご神体が登場!
この勿体ぶらない感じが良いですね

これが人間の根本ですから・・避けて通れません。

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↑ご神体です。判りにくいけど陽も向かって左にあります。


階段を降りると奉納殿があります。

いろんな方が奉納したんでしょうか?数はそれほど多くはなかったけど、サイズが凄かったです

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結構、満腹になったけど、お土産物やの手前に「おさすりさん」(ビンヅルさんみたいな撫で神さま?)がありました。

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おもってた以上に凄い展開でテンションも上がったけど、掛けられている絵馬には子宝に対する切実な願いも多く、真面目に信仰もされている神社なんだな〜とおもいました。

僕はいたって悪ノリだったけど。

そして、いよいよお待ちかねのお土産物屋さんブース!


女友達へのお土産(セクハラかな〜)と自分のコレクションにと結構散財しちゃいました。

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お目当ての女陰銭


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女性が持つと良いと言われるお守り(友達の分も買いました)


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男女兼用?和合お守り。

クラクラしますね・・


このあと、露天風呂に浸かりリフレッシュ。
すがすがしい気持ちになって白浜のビーチでサンセットを眺めて、宿にチェックインしました。

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神社名:白浜歓喜神社

訪問日:2012年9月23日

所在

〒649-2211  和歌山県西牟婁郡白浜町坂田1−1
0739-42-2589

拝観可能な仏像

大聖歓喜天
チベット仏
曼荼羅

など

その他
陰陽ご神体
奉納されたモノなど

撮影可
※白浜美術館内は撮影不可

拝観料:

御朱印

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【和歌山・貧乏見仏旅-3:道成寺】安珍清姫伝説のお寺〜絵とき説法は必聴

阪和道を御坊南で降りると「道成寺」の道標が門前まで案内してくれます。
石段手前のお土産物屋さんの駐車場に車を止めて、石段を駆け上がる前にさっそくお土産物屋を物色!
見仏記で仏像拝観に目覚めた自分らしいと思いました。

お坊さんが閉じ込められたような少し変わった通行手形を発見!
これは安珍が鐘の中に隠れている様子を表してるんでしょうね〜。
通行手形を集めてるので迷わず購入!
他にも「安珍と清姫」の物語にちなんだお土産物がいっぱい。
釣り鐘まんじゅうというのが名物のようで試食した後、一つ購入してモグモグ食べ歩きしながら石段を昇りました。

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女の情念の物語のヒロイン、清姫は不動の人気を誇っているようで、境内は老若女々で賑わっていました。

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参拝順路としてまず宝物館へ、ここで拝観料と朱印、そして絵とき説法を申し込みます。

宝物館の中では国宝の千手観音が群を抜いて存在感を示していました。
44本の腕が3段で突き出してるんですが、本当にバランスの良い造形で素晴らしかったです。

良縁、玉の輿にご利益があると言われる「髪長が姫」の前では熱心にお参りする女性の姿が・・

名前を失念してしまったけど、上人像があって、経年劣化のためか溶けて崩れてるメルト感にゾクゾクしました。

しばらくするとお坊さんが宝物館で寺伝に関する法話をしてくださいました。



そして安珍清姫の資料室のような所に場所を替えていよいよ「安珍清姫絵巻」の絵とき説法がはじまりました。

台の上で巻物をほどいては巻き取りながらの紙芝居といった感じで説法が進みます。

物語は男に裏切られて蛇と化す女の情念と、愛した男を殺してしまう女の悲哀も感じました(と少し清姫を擁護)が、やっぱり女は恐ろしい。と・・男としては思うのでした。

この部屋(お堂?)には安珍と清姫の像や歌舞伎の舞台で使われた釣り鐘、奉納された絵画などが沢山ありとても楽しめました。
中でも
御正伸さんが奉納した「道成寺抄」の清姫の絵がエロチックで良い感じ。と・・
男としてはおもうのでした。

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絵とき説法と物語については

「道成寺HP」を参照してください。

PCでアクセスしてる方は
「フラッシュ版絵とと説法」
で雰囲気を味わえます。


境内には清姫によって焼かれた鐘楼の跡地や安珍塚などがあります。


あれ?

安珍塚があるのに清姫塚が無いぞ??

気になってお土産物屋さんで聞いてみたら道成寺から200メートルほど離れた住宅地の奥にひっそりと「蛇塚」として祀られていました。

安珍と清姫の物語にウットリした老若女々様方もココまでは足を伸ばさないのか、訪れる観光客もなく本当にひっそりとしていて、男としてはますます悲哀を感じるのでした。

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さて、ランチをとって白浜へ向かうぞ〜


寺名:道成寺

訪問日:2012年9月23日

所在


拝観可能な仏像

千手観音
五劫思惟阿弥陀

など

その他
安珍清姫像

撮影不可

拝観料:

御朱印


【和歌山・貧乏見仏旅-2:根来寺】尊勝仏頂尊と金剛薩埵を従えた大日如来

ナビのおかげで迷うこともなくほどなく到着。
広い駐車場に広い境内。とても裕福なお寺のようです。

そして境内のどこからでも目立つ国宝根本大塔!


拝観受付と朱印をお願いして光明殿へ昇殿、廊下を渡ると建物の中に閼伽水の井戸がありました。

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その奥に行者堂と聖天堂があり廊下から覗くことができます。
行者堂の役行者はかなり大きなお方だけど、右ナナメからの拝観になります。
聖天堂は根来特産の根来塗りの豪華な壇となっていました。
以前は聖天さんの拝観もできたらしいんだけど、お厨子はしっかり閉じられていました。


引き返して庭園を眺めながら光明殿の奥へ

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お茶のセルフ接待サービスがあって喉を潤してると奥から視線を感じます。

そこにはギラギラとした眼光も鋭いマノフィカ印の大黒天が!

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ユニークな体躯なのに微笑ましく感じない呪術的な大黒天でした。
小槌じゃなくマノフィカ印のせいかな・・?

そしていよいよ国宝・根本大塔へ・・

凄い!まったくの素人な僕が観ても「これは国宝でしょ?」と判る見事な大塔でした。

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大塔の中には胎蔵界の大日如来を中心にした胎蔵界の五仏、宝幢如来、開敷華王如来、無量寿如来、天鼓雷音如来と普賢、文殊、観自在、弥勒の四菩薩が立体曼荼羅を構成していました。

となりの伝法堂には「金剛薩た」と「尊勝仏頂尊」を両脇に従えた大きな金剛界の大日如来(たぶん丈六)がおわしました。
大日如来の目がとても大きく、尊顔からかなり年配な大日如来といった印象を受けました。

金剛薩た、愛染明王、荒神の五鈷鈴と五鈷杵を持つ姿ってカッコいい〜っ

尊勝仏頂尊とは肉髷を神格化した仏尊だそうです。初めて観ました。

ココ根来寺でも凄い仏像のオンパレードで大満足でした。


ささっ次、次!次は「安珍と清姫」で有名な道成寺を目指します。


寺名:根来寺

訪問日:2012年9月23日

所在

〒649-6202
和歌山県岩出市根来2286

拝観可能な仏像

大日如来、宝幢如来、開敷華王如来、無量寿如来、天鼓雷音如来、普賢菩薩、文殊菩薩、観音菩薩、弥勒、金剛薩た、尊勝仏頂尊、大黒天、役行者。


撮影不可

拝観料:500円

御朱印

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【和歌山・貧乏見仏旅-1:粉河寺】左甚五郎作・野あらしの虎と鬼子母神

紀伊半島を仏像を巡りながら白浜まで半周して、白浜観光をする旅にでました。

まずは紀ノ川沿いの「粉河寺」と「根来寺」。拝観時間の早い「粉河寺」を目指しました。

6時過ぎに出発して、朝食を取ったりしながら粉河寺に到着したのが拝観時間丁度の8時半。
このスムーズさが今回、絶好調な旅の始まりでした。

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変わった造りの境内を散策しながら石段を昇り中門へ。


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中門は四天王が二天ずつ左右に背中合わせで警護する念の入れよう!
カッコいいフォーメーションです。

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阿弥陀堂を覗いて、本堂へ。
朱印と受付を済ませて・・昇殿!

予備知識がないまま訪れたので二十八部衆と風神雷神の出迎えにビックリしました。
二十八部衆が揃っている迫力は凄いですね。
スグにわかる、阿修羅、
婆藪仙人、摩和羅女を探しました。居た!居た!!
模刻なのか?三十三間堂の二十八部衆に立ち姿がそっくりでした。

本尊の千手観音は秘仏のため厨子が閉じられていました。

内々陣には左甚五郎作と伝わる「野荒らしの虎」が後ろ足でタケノコを蹴散らし可愛かったです。
この虎、夜な夜な出没しては悪さするから目に釘を打たれたとか・・さすが左甚五郎作の虎!魂が吹き込まれてるんですね。→外部リンク:四つ目屋


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さらに背骨が生々しく浮き上がった香木の白象や千手観音が祀られていました。

本堂左手にはめちゃくちゃ美人な鬼子母神が!
よく見かける砂かけ婆タイプの鬼女ではなく、キレイなお母さんといった印象。
とても子供をさらって喰らってたとは想像できません。
「美人だけど実は子供をさらって喰らう」ってほうが鬼女より怖いですね・・

粉河寺、思わぬ収穫で大満足!タップリと見仏させていただきました。

つづいて根来寺を目指します。



寺名:粉河寺

訪問日:2012年9月23日

所在


拝観可能な仏像

二十八部衆
鬼子母神

その他
野荒らしの虎

撮影不可

拝観料:

御朱印


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