寺名:千本釈迦堂(大報恩寺)

訪問日:2009年4月23日

所在と最寄り駅

京都府京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町
市バス「上七軒」下車徒歩3分


お寺の特徴など
六道それぞれを担当する観音達が一堂に会している!おかめ伝説でも有名。



拝観可能な仏像



撮影不可


感想
山門をくぐり正面が国宝の本堂です。

この本堂は安貞元年(1227年)創建当時のもので京都市内にありながら、度重なる災火を免れた京洛最古の建造物だそうです。

霊宝殿に目当ての六観音像があるのでさっそく移動。入り口は自動ドアです。中に入り靴を下駄箱に入れ、虫除け網戸の付いた引き戸をひらくと体育館のような殺風景な館内です。壁面にズラりと仏像が並び、中央には古文書などの宝物がケースの中に展示されています。

入ってまず目を引くのが右手にあるデカい龍と鳳凰の太鼓。何するものか知りません。その間に挟まれこじんまりと座ってる、阿弥陀如来と釈迦如来の坐像がデフォルメ表現したキャラのような感じでとてもかわいい。

その隣に目当ての六観音が並びます。
如意輪観音(天)、准てい観音(人)、十一面観音(修羅)、馬頭観音(畜生)、千手観音(餓鬼)、聖観音(地獄)と並んでいます。
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※六観音は六道(カッコ内)をそれぞれ救うとされ、天台宗の場合、准てい観音の代わりに不空羂索観音になります。

馬頭観音は写真集で見た京都、浄瑠璃寺のほうがオットロしぃ!感じがしますが、なんといっても六観音が一堂に会する機会というのが珍しく、同じ背丈の違う観音さんが6体も並ぶ姿は壮観でした。
なかでも聖観音のご尊顔と左手でそっと握った蓮と右手の印相がとても美しく艶かしい。

正面壁際には、伝大士・伝建・普成像、地蔵菩薩、千手観音と大きめサイズの釈迦誕生仏像がケース内に安置されています。
釈迦誕生仏のヘアスタイルが螺髪でなく渦巻き模様のリーゼント風つまり清凉寺式釈迦のような感じで興味深かったです。

左壁際には小ぶりでちょっと慎ましい感じの大日如来に続き、快慶作、釈迦十大弟子像がズラりと並んでいます。詳しくないのですが、舎利佛が味のあるプリミティブなご尊顔でかなり気に入りました。


なんだかんだで閉館5分前までねばってしまいました。
最後の15分は他の拝観者もおらず、完全貸し切り状態!
仏像の仲間入りを果たした!なんて感じはしなかったけど、仏像達と自分という贅沢な時間を堪能しました。



拝観料
300円

御朱印


お土産
お守りなど