Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

写真・絵画・本

【白露】第四十五候:玄鳥去(つばめさる)

9月17日〜21日頃。

春先に訪れたツバメが南に帰る時期。ツバメ達は一日に300km以上も飛んで東南アジアやオーストラリアで越冬します。


僕も15日の朝、大阪空港から数百キロの距離を飛行機でひとっ飛び。鹿児島空港でひと休みしてから、プロペラの飛行機に乗り換えて雨が降りしきる屋久島に着陸しました。
そこから4日間、今度は自分の足で屋久島の山の中をテクテク。一日に10キロ以上12時間近く歩いた日もありました。

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苔むす森に霧が立ちこめる幻想的な光景の朝、トリップ感に浸りながらまるで彷徨うような感じで歩きました。
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もののけの森では今の二十四節気でもある白露がキラキラと瞬いていました。


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太鼓岩へ登り、辻峠を下って楠川分れからトロッコ軌道を歩いて大株歩道を登り切り株でお馴染みウィルソン株、大王杉、縄文杉に感動。


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日本百名山の一つ、九州最高峰の宮之浦岳に登り、奇岩群の投石平を通って花之江河の大湿原へ。

淀川登山口へ下り、そこからさらに舗装道路を紀元杉バス停まで下山。バスにて安房から海岸沿いの露天風呂、湯泊温泉へ。


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雨で増水した大川の滝(日本百名瀑)の間近まで。雷も激しく迫力満点でした。

帰宅の翌日はバイトがあったので、出勤前にiPhone6+に機種変更して仕事にもちゃんと精を出しました。


ちょっと欲張り過ぎ?今回の屋久島縦走ルート

1日目:夕方、白谷雲水峡より入山して白谷小屋泊。

2日目:太鼓岩に登り辻峠を下って楠川分れよりトロッコ軌道を歩いて大株歩道を登りながらウィルソン株、大王杉、縄文杉を見て高塚小屋泊。

3日目:宮之浦岳に登って奇岩群の投石平から花之江河と通って淀川小屋泊。

4日目:淀川登山口に下って、さらに舗装道路を紀元杉バス停まで下山。バスで安房から海岸沿いの露天風呂、湯泊温泉で汗を流してホステル泊。

5日目:大雨で増水した迫力満点の大川の滝を見物してお土産を買って帰還。

【大暑】第三十五候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』2014年は7月28日〜8月1日頃

暑さを表す言葉といえば天気予報でよく使われる「猛暑」がスグに思い浮かびます。
思い浮かべるだけでグッタリしてしまいそうな言葉ですが、この「溽暑(じょくしょ)」というのも暑さを表す言葉で湿度が高く蒸し暑い感じだそうです。

日本語の表現ってきめ細かで本当に豊です。

梅雨の間にタップリと雨水が土に染み込んだ様子が土潤(つちうるおう)で
その潤った地面から湿気が蒸し蒸しと立ち上って来る暑さが溽暑(じょくしょ)って感じなんでしょう?これは僕の勝手な解釈です(汗)


話がそれますが
僕は夜明けを細かく描写した表現で『東雲(しののめ)』という言葉が大好きなんです。
夜に対する本能的な恐怖からの開放される頃。
『Dawn of the Dead(ゾンビ)』のDawnって東雲辺りですよね。ゾンビ達のテンションも少し落ち着いてくる頃。あと、「しののめ」って響きがなんかカッコいい!

日本語の表現ってきめ細かで本当に豊です。


そして29日は土用の丑の日です。
土用というのは『雑節』の一つで、『雑節』というのは二十四節気や五節句以外に季節や気候と親しむための暦日です。

雑節には「幸福を願ったり」「自然をめでたり」「先祖や年長者に感謝したり」「人生のいましめであったり」「健康に留意したり願ったり」する風習の日になっていることが多いです。

7月29日「土用の丑の日」にはウナギを食べた人も多いとおもいます。
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僕もウナギの蒲焼きを買ってきてだし巻を焼いて添えました。
んまかったー。
この夏を乗り越えられるパワーが付いた感じがします(こういう思い込みも大切!)

普段、特別、暦を意識していない人でも他の雑節の日にも特別な行事をしたり、特別な食事をしている人も居るのではないでしょうか?一般的にはすっかり影が薄くなっている雑節もありますが・・(汗)

雑節の名称だけあげると「節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日」これに「初午、三元(とくに中元)、盂蘭盆、大祓」を加える場合もあります。


そろそろ地域の神社の祭りがアチコチで開催される時期です。
まとまってスケジュールとイベント内容、場所などをまとめて紹介してくれたら助かるんですけど、町内会単位だったり地域の神社と氏子さんだったり、講が中心だったりするので、地域のお祭りでもなかなか把握しきれません。

さすがに地車が出るような規模になると尼崎市でも広報しています。


●オススメ旬の映画は
話それついでの『ゾンビ』米国劇場公開バージョンです。

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ゾンビの怖さとショッピングモールで流れるあのメチャクチャ能天気で遊園地みたいなサウンドの対比が抜群に利いていて面白いです。好きなバージョンです。

パラッパッパ、パラッパッパ、パラッパパララララッララ〜♪

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手ぬぐい

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日本の文化や風習には色々としきたりや作法があります。

仏像拝観でお堂に入る時は脱帽するといった所作であったり、神社に参る時の「二礼二拍手一礼」といった作法であったり、暦や物の名前や数え方などの知識であったり、挨拶や話し方などの礼儀であったり様々な決まり事で緩く縛られています。

それは他人から強制されることでもなければ、他人に強制できることでもありません。

知っているとしなやかな印象で、知らないと白い目に晒されるか笑われる程度で済む話です。


僕は自称見仏人なので、もちろん日本の文化や伝統を敬愛していますが、専門に研究しているわけではないので、しきたりや作法を知らずに恥をかくという場面はしょっちゅうです。

しきたりや作法を理解した上で伝統を打ち破ることの出来る人が、次世代の文化や芸術を産み出して行くんでしょうね。
そしてそれがまた次の伝統になって、打ち破られての繰り返し。


僕の場合はただ無知な無作法者なので、次世代の文化を産み出すどころか恥の上塗りを更に重ね塗りしてるようなもんです。


なんのことかというとブログタイトルのとおり『てぬぐい』の話です。

てぬぐいは定番のソトバタイジング(←お寺のお土産の意←一人で盛り上げてます)でもあります。

モチーフも縁起物、ご当地、風物詩、キャラクターなどなど多彩。
デザインもタペストリーのような大きな柄から模様のように小さい柄など表現も多様で、『てぬぐいはただ手を拭う為にあるモノではなく、アートの表現手段でもあるのです』

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アートの表現手段という自由自在な空間の中にあっても、そこはやはり日本の「てぬぐい」サイズや染め方(注染)といった決まり事はしっかりと守られています。

※注染という技法は明治からの新しい技法だそうですが、注染によって表現が多様化し、てぬぐいもデザインされるようになったようです。


使用方法にも決まり事がありました。

「てぬぐいは端の始末はしない!」

です。

実は僕はこれを知らなくて奈良にある「てぬぐい専門店」でガチガチに端を縫った手ぬぐいを披露して少々恥ずかしい思いをしました。

以前、やんわりと教えてくれた人がいるんですけどね・・

なにしろ「無作法なモノですから」

僕に「てぬぐいは端の始末はしないもの」と教えてくれた人は、しきたりや作法の類いは「強要することじゃない」とわきまえた、しなやかな教養人だったので、無知な僕に対しても「それも良いんじゃない?」と肯定的でした。

そして手のひらを返すかのように「てぬぐいの端の始末はしない!派」へ、さっさと宗旨替えした僕に、慰めと励ましの言葉と共に贈り物が届きました。

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恵比寿鯨
釣り名人の福徳財宝の神、恵比寿神が特大の鯨を釣り上げた!みたいな、めでたさの「アート縁起てぬぐい」というジャンルにします。

蛙語呂合わせ
カエルは僕モチーフってことですね。ぐうたら風味可愛いガマカエルの語呂合わせは「キャラ縁起てぬぐい」ですね。


ゴチャゴチャ長々と書いたけど、結局これが言いたい

「素敵な手ぬぐいをありがとう。」

木版画に挑戦

先日訪れた倉敷の大原美術館の中庭に蓮の花がありました。

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均整の取れたセクシーなフォルムと抜群に綺麗なグラデーションはどうみても造花の美しさ。

でも本物でした。

開花の時期がまだ早い気がしたのと、あまりにも見事な美しさだったので、まさか本物の花とは思いませんでした。

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というワケで画題は『蓮』



一版一色刷のつもりだったんですが、ちょこっとイジったら二版にできそうだったので二版三色刷にバージョンアップさせました。

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版ズレは味ということで。
てか一応、色気を出して大原美術館にも展示されていたポップアート界の巨匠の版ズレ感を狙ってみた。つもりです。(笑)
次回作はこれまた大原美術館にあったポップアート界の巨匠パート2の巨大網点に挑戦だ!(冗談です)

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トイレに飾ってみました。
スクラビングバブル・スタンプしまくりで綺麗なトイレなのでご安心ください。

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丁度、蓮の記念切手が発売中だったので10枚購入。限定10枚で暑中見舞いとして送る予定ですが、早く見せたくてフライングしまくりで投函しました。

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【サルベージ:書籍】邪鬼の性(さが)・淡交新社刊

みうらじゅん画伯がTV見仏記11の西大寺で
『こんなカルトな世界があるのか!』と子供の頃思った。

と語っていた本です。

みうらじゅん画伯は見仏の際、邪鬼の踏まれっぷりに常に関心を払っているけど、きっとそのきっかけは子供時代に出会ったこの本だったはず!

みうらじゅん画伯をカルトな世界に導いた『邪鬼の性』。

僕もとても気になっていた本で、今日たまたま覗いたブックオフで偶然発見

250円でサルベージしましたc3e9e33d.jpg



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