木彫の宇賀神像は本当に凄かったです。
寺名:本山寺
訪問日:2012年5月13日
所在
高槻市大字原3298
お寺の特徴など
本山寺は、北山と号して天台宗に属し、毘沙門天を本尊とする。
役小角が開き、宝亀年間(770頃)に開成皇子が創建したと伝わる。
本尊は毘沙門天。鞍馬寺、朝護孫子寺とともに「日本三毘沙門天」とも言われている。
拝観可能な仏像
木造毘沙門天立像【重文】:(秘仏、開帳時のみ)
木造吉祥天立像:(秘仏、開帳時のみ)
木造善膩師童子:(秘仏、開帳時のみ)
木造不動明王立像
荼枳尼天像:(秘仏、開帳時のみ)
宇賀神像:(秘仏、開帳時のみ)
撮影不可
感想
TV見仏記(DVD、Vol.4)を観たことのある方ならその異形過ぎる姿に度肝を抜かれたハズ。
蛇身に翁の顔の宇賀神。
宇賀弁財天として弁財天の頭上に鎮座する姿を観る機会は多いとおもいますが、その宇賀神単体の像です。
本山寺にはこれまで2度訪れたことがあり、1度目は朱印すら貰えず、2度目は無事、朱印はいただたけど仏像は拝めず。
なんだか本山寺から拒まれてるように気になっていました。
そして今回の3度目の訪問。
訪れたのは年三回ある開帳のうちの1回、五月の第二日曜日でした。
事前に連絡を入れて開帳の段取りを聞いて準備万端。
法要のあと13時から1時間程度開帳されるとのこと。
この日はポンポン山登山も兼ねてリュックを背負い込みアタックしました。
本山寺は高槻市からのアプローチでポンポン山への登山道の半ばにあるので、休憩ポイントとしても最適!
東海道自然道をハイキングして途中、本山寺の参道に入りました。
門前に来ると、開帳ということでお茶席が用意されていてお茶とお菓子の接待を受けました。
なんだかこれまでの2回の訪問とはまったく違い、お寺から歓迎されている気がします。
ノンビリお茶を戴いた後、本堂の階段を登り切ると法要も最終盤だったようで丁度、ご開帳となりました。
それほど多くの参拝者はいなかったんですが、期待が最高潮で自分の順番が来るのが待ち遠しくてしかたなかったです。
そしていよいよ宇賀神のいる厨子の正面へ・・
立ったままの視点では像容全体はわかりません。ただトグロを巻いた蛇身の大きさに驚きました。
まずは自分をじらすようにそ、宇賀神右手の厨子『荼枳尼天像』の前へ。
荼枳尼天もなかなか観る機会が少ないのでしっかり拝観しました。
その左となりは歓喜天の厨子だそうですが、扉は閉まっていました。
そして正面に戻り宇賀神の前の座布団に腰を下ろし覗き込むと・・・
凄い!!凄過ぎる!
こんな凄い宇賀神みたことないです。
ウロコも細かく表現された蛇身に翁の顔。
顔があまりにもリアルに造形されていて表情が豊か過ぎ!怖いっ。
思わずたじろいでしまうほどパワフルでした。
そして「刀八毘沙門天像」名前の響きから兜跋毘沙門天のバリエーションかと思いますが、三面で十二臂。うち8本の手に刀を持っていて、頭上に如来を戴き獅子に乗っています。武将の信仰が発展して創造されたんでしょうね。戦う姿勢ムキ出しでした。
そして内内陣が収蔵庫になっていて扉が開いていました。
そこには重要文化財の毘沙門天、吉祥天、善膩師童子が祀られています。
そこから本堂左手にもどり不動明王を拝観しました。
とにかく圧倒されていたので何度も見たくて3回も4回もグルグルと宇賀神、刀八毘沙門天、本尊毘沙門天、不動明王を拝観しました。
あまりにも熱心に拝観し倒したせいか、お坊さんが行者堂に案内してくれました!!
TV見仏記で本山寺の役行者の存在は勿論知っていました。
これは僕と僕のツレ合わせて4人だけがお坊さんに連れられ行者堂の前へ・・お坊さんがお堂の鍵を開けてくださって・・扉が開きます。
うわぁ〜〜もうこのシュチュエーションが大感動!
役行者に前鬼、後鬼・・凄い。本山寺サイコーにパワフル!
正月には牛王の宝印も出るそうです。
正月はちょっとキビしそうだけど、秋の開帳には必ず再訪しようとおもいます。
追記:開帳のあとポンポン山山頂を目指し、無事、辿り着きました。
拝観料:無料
御朱印
お土産
寺名:本山寺
訪問日:2012年5月13日
所在
高槻市大字原3298
お寺の特徴など
本山寺は、北山と号して天台宗に属し、毘沙門天を本尊とする。
役小角が開き、宝亀年間(770頃)に開成皇子が創建したと伝わる。
本尊は毘沙門天。鞍馬寺、朝護孫子寺とともに「日本三毘沙門天」とも言われている。
拝観可能な仏像
木造毘沙門天立像【重文】:(秘仏、開帳時のみ)
木造吉祥天立像:(秘仏、開帳時のみ)
木造善膩師童子:(秘仏、開帳時のみ)
木造不動明王立像
荼枳尼天像:(秘仏、開帳時のみ)
宇賀神像:(秘仏、開帳時のみ)
撮影不可
感想
TV見仏記(DVD、Vol.4)を観たことのある方ならその異形過ぎる姿に度肝を抜かれたハズ。
蛇身に翁の顔の宇賀神。
宇賀弁財天として弁財天の頭上に鎮座する姿を観る機会は多いとおもいますが、その宇賀神単体の像です。
本山寺にはこれまで2度訪れたことがあり、1度目は朱印すら貰えず、2度目は無事、朱印はいただたけど仏像は拝めず。
なんだか本山寺から拒まれてるように気になっていました。
そして今回の3度目の訪問。
訪れたのは年三回ある開帳のうちの1回、五月の第二日曜日でした。
事前に連絡を入れて開帳の段取りを聞いて準備万端。
法要のあと13時から1時間程度開帳されるとのこと。
この日はポンポン山登山も兼ねてリュックを背負い込みアタックしました。
本山寺は高槻市からのアプローチでポンポン山への登山道の半ばにあるので、休憩ポイントとしても最適!
東海道自然道をハイキングして途中、本山寺の参道に入りました。
門前に来ると、開帳ということでお茶席が用意されていてお茶とお菓子の接待を受けました。
なんだかこれまでの2回の訪問とはまったく違い、お寺から歓迎されている気がします。
ノンビリお茶を戴いた後、本堂の階段を登り切ると法要も最終盤だったようで丁度、ご開帳となりました。
それほど多くの参拝者はいなかったんですが、期待が最高潮で自分の順番が来るのが待ち遠しくてしかたなかったです。
そしていよいよ宇賀神のいる厨子の正面へ・・
立ったままの視点では像容全体はわかりません。ただトグロを巻いた蛇身の大きさに驚きました。
まずは自分をじらすようにそ、宇賀神右手の厨子『荼枳尼天像』の前へ。
荼枳尼天もなかなか観る機会が少ないのでしっかり拝観しました。
その左となりは歓喜天の厨子だそうですが、扉は閉まっていました。
そして正面に戻り宇賀神の前の座布団に腰を下ろし覗き込むと・・・
凄い!!凄過ぎる!
こんな凄い宇賀神みたことないです。
ウロコも細かく表現された蛇身に翁の顔。
顔があまりにもリアルに造形されていて表情が豊か過ぎ!怖いっ。
思わずたじろいでしまうほどパワフルでした。
そして「刀八毘沙門天像」名前の響きから兜跋毘沙門天のバリエーションかと思いますが、三面で十二臂。うち8本の手に刀を持っていて、頭上に如来を戴き獅子に乗っています。武将の信仰が発展して創造されたんでしょうね。戦う姿勢ムキ出しでした。
そして内内陣が収蔵庫になっていて扉が開いていました。
そこには重要文化財の毘沙門天、吉祥天、善膩師童子が祀られています。
そこから本堂左手にもどり不動明王を拝観しました。
とにかく圧倒されていたので何度も見たくて3回も4回もグルグルと宇賀神、刀八毘沙門天、本尊毘沙門天、不動明王を拝観しました。
あまりにも熱心に拝観し倒したせいか、お坊さんが行者堂に案内してくれました!!
TV見仏記で本山寺の役行者の存在は勿論知っていました。
これは僕と僕のツレ合わせて4人だけがお坊さんに連れられ行者堂の前へ・・お坊さんがお堂の鍵を開けてくださって・・扉が開きます。
うわぁ〜〜もうこのシュチュエーションが大感動!
役行者に前鬼、後鬼・・凄い。本山寺サイコーにパワフル!
正月には牛王の宝印も出るそうです。
正月はちょっとキビしそうだけど、秋の開帳には必ず再訪しようとおもいます。
追記:開帳のあとポンポン山山頂を目指し、無事、辿り着きました。
拝観料:無料
御朱印
お土産