平成22年にも舞鶴から若狭湾を見仏旅で周ったけど、周りきれなかったお寺もあるし、どうしても再訪したかったお寺もあるので国民休暇村で宿をとってじっくり周ってきました。

まずはこの旅の入り口とも入れる舞鶴の「金剛院」前回の若狭の旅でもここが最初の見仏寺でした。


寺名:金剛院

訪問日:2011年11月29日

所在と最寄り駅

〒625-0014 京都府舞鶴市字鹿原595
JR小浜線 松尾寺駅駅から徒歩20分
舞鶴若狭自動車道 舞鶴東ICから北東へ約5km 


お寺の特徴など
平城天皇の第三皇子である高丘親王(後に眞如法親王)開祖。
収蔵庫に珍しい深沙大将と執金剛神があり、共に快慶作。

拝観可能な仏像
深沙大将(重文)
執金剛神(重文)
阿弥陀如来座像
金剛力士

多聞天立像
増長天立像

要予約
(0773)62-1180


撮影不可


感想
快慶の2作、特に深沙大将がカッコ良過ぎるので若狭を旅する方は少しだけ足を伸ばして金剛院を拝観してください。

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深沙大将は西遊記の沙悟浄のモデルとされています。→高野山霊宝館による深沙大将の解説
作例の少ない珍しい仏尊で金剛院の他には重要文化財に指定されているものは
小浜(明通寺)と岐阜(横蔵寺)だけ。
金剛峰寺の深沙大将がこれまた執金剛神と共に快慶の真作と判明したので重文に指定されるのは間違いない。という話(を明通寺の方に聞きました)→朝日新聞(asahi.com)記事

※指定外では他に奈良県下に2作、三重県にも1作あるので、探せば実はそこそこあるのでは?とおもいます。

秋は紅葉がすばらしいようですが、僕が訪れた2011年の秋は紅葉が大不作の年で紅葉狩りとはなりませんでした。

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拝観料
500円

御朱印
前回いただいたので、今回はもらいませんでした。


お土産
↓が売っていました。
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