Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

役行者

【尼崎】山の無い町・尼崎にも役行者はおわします

見仏日:2014年七夕


オラが町尼崎は山が無いにも関わらず、意外にも「嶽の人、役の優婆塞小角・神変大菩薩(役行者)」が大勢いらっしゃいます。

以前にもこのブログで河原で出会った役行者を紹介したことがあります。
髭の安兵衛さんは役行者?


今回、出会った役行者さんは昭和のおもむきを残す、路傍の祠の中におわしました。

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小さな祠の中で、しかも2人も!

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中央の方は台座に天保四年とあります。

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画面向かって左の方は何処か別の場所からこの祠にいらっしゃったご様子。

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錫杖は失いましたが巻子はしっかりと握っておられます。物凄い呪文を唱えてそうな雰囲気があります。

そして衝撃的だったのは右の厨子の方。

アナタハ イッタイ ドナタ?

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蔵王権現に変身しかけのお不動さん。といった感じですが・・

祠にはちゃんとお供えもあるところをみると、まだまだ現役で力を発揮されているお三方なようです。


【大阪/廃寺】修験の山・行者山から月峯跡への道:その2

・・・『修験の山・行者山から月峯跡への道:その1』からの続き

行者山山頂から更に剣尾山を目指します。

北摂では多分、一番人気の山域なので登山道もシッカリ整備され標識もあります。なお、行者山山頂から月峯寺跡までは一本道なので道迷いの心配もありません。

でも、ここからはガチな登山要素も含まれてきますので軽装でのアタックは控えてください。
登山装備で出かけましょう。
行程もそこそこ長くなります。下山まで含めると行者山山頂から3時間は必要。

時間と体力と相談しながらゆとりをもって行動しましょう。
家に無事帰るまでが見仏ですよ〜


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本当に風が良く通る気持ち良い「風の峠」

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炭焼き窯跡です。
炭作りに利用するためか、このあたりはクヌギなどの広葉樹がとても多く生えています。
そのおかげで生態系もたいへんゆたかでニホンジカがよく通る声で鳴いています。
その他イノシシやヘビなどもいます。

そして登山道のポイントにもなっている「六地蔵」

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六地蔵の周りには石仏がゴロゴロ
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石切り場だったんでしょうか?石仏の材料だったんでしょうか?
ノミ跡の残る巨石の手前に沢山の石仏と五輪塔が並んでいます。

「六地蔵」まで来ると「月峯寺跡」はもうスグそこ!です。
あとひと頑張りしてください。

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石仏マニアや廃寺マニアの方々にはたまらない光景なはず!

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打ち捨てられたのか?倒壊したか?焼失したのか?なぜ廃寺となったのか?僕の宿題です。

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礎石だけが残る古代の廃寺跡とは違い、月峯寺跡は石垣やあか井の跡も生々しいので、想像力の乏しい僕でも、月峯寺の伽藍配置や篤く信仰されていた様子が目に浮かびます。

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文化財であることは勿論、現在でも信仰の対象でもあります。みんなで大切にしましょう。

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埋まり具合がカッコいい!

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↑種字なんでしょうけど、どの仏のモノかは知りません。これも宿題。

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あか井跡

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お堂の跡

ここまで来たら剣尾山の山頂は目と鼻の先。行かないと勿体ないです。
展望がひらけていて、天気が良いとかなりの絶景です。
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【大阪/廃寺】修験の山・行者山から月峯跡への道:その1

『行者山』から北摂の名山『剣尾山』を目指し『横尾山』とつないで歩きます。
登山コースとしてもなかなかタフで楽しいコースなのですが、今回はこのコースを見仏人目線で紹介したいとおもいます。


『行者口』バス停からキャンプ場の方面へ向かって歩くと旧月峯寺の塔頭であった「玉泉寺」へ突き当たります。

「玉泉寺」の角を曲り山に入っていきます。キャンプ場向かいのトイレの奥の脇道が行者山登山口となります。

※初めてだとちょっと解りにくく直進方向に誘われてしまう道なので気をつけてください。

直進方法に行くと不動明王の磨崖仏や弁天岩など見所もあります。見仏したら引き返して行者山、山道に入りましょう。
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↑不動明王の磨崖仏

行者山山道を歩くと、そこが修験の山であることがヒシヒシと伝わってきます。
名所のようにそびえる奇岩には磨崖仏が彫られていて、展望が開ける絶景ポイントはいわゆる「覗き」の行場だったります。

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↑大日如来の磨崖仏

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↑巨大な岩の下には祠がそのとなりは行者堂です。

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↑裏手に廻ると役行者が爪で岩を彫ったという伝説の自刻の像があります。

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枝道の急峻な斜面に取り付けられたロープをよじ上ると

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↑修験道中興の祖で醍醐寺の開祖、理源大師・聖宝の磨崖仏があります。
修験の山には役行者は付きモノですが理源大師の像まである山ってそんなにないのではないでしょうか?かなり本格的な山岳信仰のお山です。


他にも「胎内くぐり」や「覗き岩」など名所が沢山あります。いろいろ巡りながらでも2時間あれば行者山山頂に辿り着くことができます。

結構ガチな登山になるのでそれなりの装備を!そして当然ですが、山中には自動販売機やコンビニはありません。飲料水、食料などは必ず持参しましょう。

次回「その2」は行者山山頂から、廃寺「月峯寺跡」までの道案内です。





【大阪市立美術館・特別展】山の神仏〜吉野・熊野・高野

見学日:2014年6月1日

会期も最終日、やっと行ってきました。

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ある意味「邪道!?」とも思えるほど贅沢過ぎる大イベントです。

展示ブースも吉野ブース、熊野ブース、高野ブースとそれぞれ分かれていてまるでフェスの会場。

それぞれのブースでトリを勤めるスター仏像が来場していますが、マニアックなファン向けの仏像もメンツに加わっています。

吉野桜本坊の役行者のお母さん像『役行者母公椅像』なんて吉野に行っても滅多に見れない秘仏なのに・・「大阪見物に来ました〜」って気軽な感じでチョコンと腰掛けてました。
その横では役行者がガッチリと合掌して呪文を唱えてました!すっげーカッコ良かったです。

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高野山からは収蔵庫にいらっしゃる、普通なら秘仏中の秘仏。「両頭愛染明王」が参上!

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僕の地元あたりでは門戸厄神さんの本尊が『両頭愛染』なんですが、御影のイラストで姿を想像するだけが精一杯の絶対秘仏。
理由はこの画像を観ていただくと解るとおもいますが、二面じゃなくシャム双生児のように頭が2つある両頭。1つは愛染明王の頭で、もう1つは不動明王の頭。異形でパワフル!
でも高野山の霊宝館では実は意外に気軽で通常展示されています。


そして熊野からは神像群。
神像って見慣れてないせいなんなのか・・神様だからなのか不気味さがあります。


実際に観てみると、贅沢なイベントなのは間違いないですが、どの山域もほんの・ほんのさわり。といった感じで、やっぱり堪能するには実際に足を運ばないとだめですね。

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【GW見仏三昧:奈良-吉野編】金峯山寺蔵王堂開帳〜吉野山周遊

見仏日:2014年05月04日

※このブログ記事には『金峯山寺・蔵王堂→東南院→吉水神社→大日寺→竹林院→桜本坊→如意輪寺』
が登場します。この内、竹林院と吉水神社は初訪問


吉野のお寺を訪れるのはこれで4度目。
GW期間中ということもあり、3日の夜に吉野入りして車中泊で朝イチで蔵王堂を拝観する作戦です。

吉野には毎回、蔵王堂が開帳されている時に来ているんですが、アノ蔵王権現にまたお目にかかれるかと思うとワクワクしてなかなか寝付けませんでした。

どうにか朝を迎え、すでに賑わう参道のお土産物屋さんを物色したい誘惑を振り切って金峯山寺へ。

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今回の蔵王堂の開帳は「世界遺産登録十周年記念」と「国宝仁王門修理勧進」によるものだそうです。

短い石段を上り仁王門をくぐるとグラウンドのように広がった境内をを取り囲むようにお堂が並ぶちょっと変わった配置です。広い境内の中にあってもなお大きくそびえ立つ蔵王堂の前に立つと期待で脳内BGMのボリュームもMAX。

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昇殿して「蔵王権現」は最後のお楽しみに残しておこうと、頑張って眼を背けるんですが、眼が吸い寄せられてしまいました。
今にも襲いかかってきそうなポーズで恐ろしい形相をした巨大な蔵王権現が僕を睨みつけています。
身がすくみ、捕われてもう絶対に逃れられないような諦めのような心境。

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知り合いでこの蔵王権現が可愛く見えたという人がいました。きっと清らかな心で真っすぐ正直に頑張っている人には守り神のような存在に思えるんでしょうね。僕のような煩悩まみれな人生を送っていると蔵王権現が恐ろしくてなりません。

蔵王権現の前でひざまずいて、それでもあれこれと厚かましいほどお願い事はしっかりして金峯山寺を後にしました。


そして次に『東南院』

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ここは多宝塔の中にも入らせてもらえて、多宝塔の中にいる大日如来を拝観することができるので、気に入っています。

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『吉水神社』は初訪問です。

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吉水神社に居る前鬼・後鬼は目が赤くギラギラ光っていました。
役行者の眼光も鋭く、今までみた役行者三尊の中で一番の目ヂカラでした。

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なぜか境内に『セーマンドーマン(安倍晴明と蘆屋道満の名前に由来、安倍晴明の印、五芒星と九字紋が書かれた魔除け)』がありました。
陰陽道と何か縁のある神社なんでしょうか?

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↑伊勢の海女さんさんが身につける魔除け『セーマンドーマン』



そして

そして竹林院〜桜本坊へ。
以前、桜本坊で拝観した役行者の母公椅像はやっぱり秘仏なんですね。いらっしゃいませんでした。



吉野最終目的地「如意輪寺」に到着。
ここの収蔵庫にある曼荼羅は役行者が蔵王権現を感得した瞬間の場面を描いてるんでしょうか、ストーリーを感じます。

蔵王権現像はサイズのせいでフィギュアっぽく感じてしまいますが、超リアルで実在の蔵王権現を観た人が作ったとしか思えません。

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お土産もしっかり買い込み大満足で吉野山を下りました。

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仏欲、物欲ともに満たされ大満足な一日になりました。




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