見仏日:2014年4月13日

強そうな仁王さまが居る山門に提灯と標柱がビシっとキマって構図がカッコいい!山門からまっすぐに伸びた道に桜!入口からして抜群な景観のお寺でした。

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参道脇には塔頭もあり思っていたよりかなり大きなお寺だったので驚きました。

厳格なお寺とおもっていたら紫式部が居る源氏の間なんてギミックがあったりします。こーゆーの本当に大好きなんです。紫式部も不気味で良い感じでした。

三十三所巡りをしていなければ、行くことが無かったお寺だとおもうのでこれもご利益ですねー。


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お参りを済ませ、三十三所用の朱印帳には本尊の朱印を色々用の朱印帳にご詠歌を書いていただき、お土産を物色・・・

秘仏開帳の時並みに必死に物色。

紫式部ゆかりのお寺ということで紫式部の絵はがきと、なんだかよく判らないけど、他のお寺では見たことがない鬼のウチワが気に入ったので買いました。

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本堂を出て巨大な寺領を散策。
広大な敷地には多宝塔をはじめ立派なお堂が沢山あり道もよく手入れされていて所々に休憩所のような場所もあるので、たっぷり時間を使ってノンビリと過ごすのも良いでしょうね。

左手に本堂が見えて散策の小径も終点かなと思っていたら注連縄を巻かれた杉がニョッキリとそびえたっていました。

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この手の杉は大体が天狗杉。対で植わっていたら夫婦杉と呼ばれるのが、だいたいの相場です。

そして根元に縁起が書いてあったので覗いてみると、ご多分に漏れず思った通り『天狗杉』でした。

縁起をじっくり見てみると・・・

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なんと!!さっき本堂でお土産に買ったウチワの鬼が杉の上に座ってるじゃないですか!

どーやらこの鬼、邪鬼の類いではなく石山寺の高僧「大徳朗澄律師」が死後、石山寺を守るために鬼に姿を変えた護法善神のようです。

石山寺は仁王さんが山門で睨みを利かせ、「大徳朗澄律師」が機動力抜群で警備しています。今も。

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