Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

美仏

【GW見仏三昧:奈良-明日香編-2】飛鳥寺に深沙大将がいた!

飛鳥寺にはこれまでにも何度も訪れていたはずなのに・・

見逃してました。

西遊記で玄奘三蔵のお供のカッパ沙悟浄のモデルと言われる深沙大将!

これまでに
舞鶴の金剛院、小浜の明通寺、岐阜の横蔵寺で見仏しましたし、去年は高野山宝物館所蔵の深沙大将が快慶作と判明して重文指定されたことがニュースになっていました。

像はかなりレアなはずです。

お堂におわす「鞍作止利(鳥仏師)作で日本最後の仏像として有名な苦みばしった飛鳥大仏」や

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「青白い顔で心の奥を見通してるような視線をコチラに向ける不気味な聖徳太子」にくらべ

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展示室のケースの中では少し分が悪いのか?僕の見物が雑すぎるのか?とにかく今回初めて気がつきました。

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おヘソの童女や膝頭の象、ドクロのネックレス、腕にヘビなど深沙大将の特徴は見当たりませんが、深沙大将です。

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↑舞鶴・金剛院の深沙大将(快慶作)


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↑岐阜・横蔵寺の深沙大将


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↑福井・明通寺の深沙大将


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↑高野山宝物館の深沙大将(快慶作)



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↑三重県・神宮寺の深沙大将

【大阪】国宝・秘仏十一面観音ご開帳〜道明寺

見仏日:2014年4月18日

南河内の国宝巡りは年にこの日しかない!という一日。

●河内長野市の観心寺「国宝・如意輪観音」 開帳日:4月17・18日

●藤井寺市の道明寺 「国宝・十一面観音」 開帳日:毎月18日

●藤井寺市の葛井寺 「国宝・千手観音坐像」開帳日:毎月18日

さらに重文・金銅弥勒菩薩の野中寺を含めるともう完全にお祭りです。

平成29年には『金剛寺』の金堂が修復を終え、巨大!降三世明王の坐像、不動明王、大日如来の「立体・尊勝曼荼羅」が戻ってくるはずなので更に更にエラいことになりそうです。(今から楽しみ)


で、道明寺の国宝・十一面観音です。

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全国に7体ある国宝に指定されている十一面観音のウチまだ見ていないのが、ここ道明寺の十一面観音だったので気分が盛り上がらないハズはありません。

狭いお堂は参拝客ですし詰め状態でしたが団体の方々がお時間なようで「潮が引くがごとく」とはこのことか!と得心できる一斉引き上げでした。

ようやくお堂にあがりじっくりと対面しました。

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ため息が出るほど美しい十一面観音です。

この優しげで穏やかなお姿の仏像を彫ったのは菅原道真だそうです。
今は学問の神様・天神様ですが、太宰府に左遷させられ憤死し、怨霊と化し日本最強の祟り神と恐れられたその人の作品かとおもうと、ギャップで十一面観音は更に美しく、雷神道真公はさらに恐ろしく思えます。

お堂の中には向かって右面が夜叉、左面が豚の顔を持つ三面のチベット仏が異彩を放ちまくってました。

道明寺は道明寺粉の発祥の地なんでしょうか?
境内ではお餅や干し飯が売っていました。

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【滋賀県・湖北】滋賀県の仏像で唯一の国宝はまさに至高〜渡岸寺

見仏日:2014年4月13日


見た人すべてに賛美され尽くして、今さら僕が何か言うこともないのですが。

国宝十一面観音立像。

腰のひねり、ローライズな着こなし、官能的すぎます。

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お尻の割れ目が見えるんじゃないか?と凝視してしまい、自分の煩悩の深さを思い知る。これも仏の教えに違いない。

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そしてその煩悩をすべて見透かされている(暴悪大笑面)。まさに仏であり、女性的であるのでした。

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平安時代/像高194.0cm/滋賀・向源寺(渡岸寺観音堂所在)

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【福井:美浜〜小浜-3】羽賀寺:若狭を代表する名仏の十一面観音

寺名:羽賀寺

訪問日:2010年12月27日

所在と最寄り駅

福井県小浜市羽賀82-2
JR小浜線「東小浜駅」から車で30分



お寺の特徴など
霊亀2年(716年)に、元正天皇の勅願によって行基が創建したと伝えられる。
天台宗に属し青蓮院門跡の末寺であったが宝徳2年(1450年)真言宗寺院となる。


拝観可能な仏像
【重文】十一面観音菩薩立像:像高146.4cm / 平安時代
【重文】千手観音菩薩立像:像高135.4cm / 長寛3(1165)年作
【重文】毘沙門天立像:像高159.1cm / 治承2(1178)年作
不動明王
など

撮影不可


感想
造立当時の彩色が残っているためとても血色がよく見える。眉の曲線もクッキリとしていてメイクした女性のよう。
手首を少し反らしていてもなお膝まで届く腕の長さが神々しい感じです。
衣にも朱や緑の色彩がハッキリ残っていて極彩色であった頃を想像できます。
厨子には毘沙門天や千手観音が並び千手観音の後ろで青色の不動明王がいました。青不動といえば「
青蓮院」ですが、この羽賀寺は以前青蓮院門跡の末寺であったようなので何か関連のある像なのかもしれません。

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拝観料
400円

御朱印
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お土産

【奈良:吉野-3】如意輪寺:運慶高弟源慶作の蔵王権現像

寺名:如意輪寺

訪問日:2010年11月6日

所在と最寄り駅

奈良県吉野郡吉野町吉野山
近鉄吉野駅からロープウェイ「吉野山」下車徒歩30分
金峯山寺から徒歩の場合、谷を下る散策道が近道。


お寺の特徴など
平安時代の延喜年間(901年~922年)に日蔵上人により開かれたと伝わる。南北朝時代には後醍醐天皇の勅願所とされた。慶安3年(1650年)、鉄牛上人という僧によって再興され、浄土宗に改宗した。
収蔵庫には厨子入木造蔵王権現立像(重要文化財) 、紙本著色吉野曼荼羅(奈良県指定文化財)や天井に描かれた如意輪観音を下の台に寝て上を向いて拝む「寝おがみの観音」と呼ばれる油絵がある。



拝観可能な仏像

【重文】
厨子入木造蔵王権現立像(源慶作):像高91.5cm / 鎌倉時代
など

撮影不可


感想
金峯山寺から谷を挟んだ向かいに如意輪寺はあります。
如意輪寺は山里のひなびたお寺という感じで荒ぶる蔵王権現を見て高揚していた気分が落ち着きました。
参道の石段から望む山門は本当に良い雰囲気でカメラで抑えたくなります。
カメラを持参しなかったことを少し悔やみました。

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収蔵庫には源慶作の蔵王権現があり日本一と名高い名品です。
これだけでも拝観の価値はありました。
鎌倉時代の仏像で造形が素晴らしく火焔光背もピンストのようにカッコ良く、彩色も良く残っていて美しさではこれまで見た蔵王権現像の中では1番でした。

役行者と蔵王権現が一緒に収まっている
吉野曼荼羅も必見!


拝観料
400円

御朱印
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お土産
お守り、Tシャツなど
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