Back From The Temple

見仏記で仏像にハマりました。 みうらじゅんといとうせいこうが好きです。 ただいま朱印帳をめくりながら以前、訪れたお寺の記録を書いています(旧タイトル:ジンジャー大将)

聖徳太子

【GW見仏三昧:奈良-明日香編-2】飛鳥寺に深沙大将がいた!

飛鳥寺にはこれまでにも何度も訪れていたはずなのに・・

見逃してました。

西遊記で玄奘三蔵のお供のカッパ沙悟浄のモデルと言われる深沙大将!

これまでに
舞鶴の金剛院、小浜の明通寺、岐阜の横蔵寺で見仏しましたし、去年は高野山宝物館所蔵の深沙大将が快慶作と判明して重文指定されたことがニュースになっていました。

像はかなりレアなはずです。

お堂におわす「鞍作止利(鳥仏師)作で日本最後の仏像として有名な苦みばしった飛鳥大仏」や

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「青白い顔で心の奥を見通してるような視線をコチラに向ける不気味な聖徳太子」にくらべ

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展示室のケースの中では少し分が悪いのか?僕の見物が雑すぎるのか?とにかく今回初めて気がつきました。

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おヘソの童女や膝頭の象、ドクロのネックレス、腕にヘビなど深沙大将の特徴は見当たりませんが、深沙大将です。

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↑舞鶴・金剛院の深沙大将(快慶作)


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↑岐阜・横蔵寺の深沙大将


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↑福井・明通寺の深沙大将


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↑高野山宝物館の深沙大将(快慶作)



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↑三重県・神宮寺の深沙大将

【GW見仏三昧:奈良-明日香編-1】古代史ロマンと聖徳太子伝説の橘寺

明日香です。

日没後に移動しているのでGW中でも渋滞に巻き込まれることもなく、運転のストレスがありません。
街灯が少ない明日香の中で目当ての駐車場(亀石レンタサイクル)を見つけることが困難だったので公民館の駐車場をお借りして車中泊しました。

疲れていたのか、金峯山寺駐車場でなかなか寝付けなかったのと比べるとソッコーで墜ちました。

気付けば朝。薄暗い空。本日なんと明日香は雨の予報。

快晴の中、レンタルサイクルで神社仏閣から遺跡まで明日香の美味しいところを余すこと無く隅々まで巡る計画だったんですが、雨の中自転車はちょっとなー。

とりあえずコンビニへ。向かう途中にもう亀石。

買い出しついでに「鬼の俎」「鬼の雪隠」さらに吉備姫の「猿石」明日香はどこもかしこもそこら中に遺跡が転がってる感じです。

雨がポツポツ大粒になって落ちてきたので橘寺は徒歩で行くことにしました。

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創建当時は大伽藍だったんでしょうね。標柱を過ぎてもお堂はまだ少し先。
明日香のお寺を巡る時はイマジネーションを働かせると楽しいです。

この橘寺もそうですが、川原寺や飛鳥寺を訪れた時は是非、礎石やお寺に残る伽藍配置図などから回廊や塔やお堂を想像してみてください。
もちろん今は黒ずんでしまった仏像は金ピカに、褪色してしまったお堂の柱や壁や天井は極彩色に!


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さすが古代史ロマンの明日香にある橘寺!伝説や遺跡が凝縮されています。



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ここ(橘寺)は聖徳太子の生誕の地《僕の想像では黒駒像のある場所が厩》で、推古天皇に勝鬘経の解説の講義を行った場所《僕の想像では本堂の太子35歳の像のある場所》でもあります。

その講義の時!
太子の冠からは日・月・星の光が輝き《僕の想像ではその光を封じ込めたのが三光石》
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空からは蓮華が降り注ぎ《寺伝ではその時の蓮華を埋めたのが蓮華塚》


本堂南の山には千の仏頭が現れ光を放ったそうです。《山の名前は仏頭山》
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その様子に驚いた推古天皇はこの地に寺を建立するように聖徳太子に命じます。

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↑五重塔の礎石

それが聖徳太子建立七ヶ寺の一つ『橘寺』の始まりで正式には「仏頭山上宮皇院菩提寺」と言います。

『橘寺』の名前の由来は常世の国から柑橘の種を持ち帰った『田道間守』の伝説によるものです。
本堂にはお菓子の神様として有名な『田道間守』(柑橘類の祖→果物=水菓子→〔転じて〕お菓子の神様か?)が祀られています。


そして境内には善の顔と悪の顔を持つ2面石があります。

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↑明日香らしいプリミティブで記号的な感じの造形の石。道祖神と関係あったりするんでしょうか?


なかなか見仏ブログとしての本題に入れませんが・・仏像も大変素晴らしいです。


六臂の如意輪観音の中ではサイズは大ぶりな像です。
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まん丸い顔で手のひらが小さく、見ようによってはサザエさんのキャラのようなに見えなくもないんですが・・
姿勢が良く抜群に美しい輪王座にスラっと伸びた手が若々しい印象です。それでいてトロ〜ンとまどろむような深い三昧の表情がセクシーでマジカルな仏像です。



収蔵庫には聖徳太子の師匠『日羅上人像』があります。

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↑まるで観音のような腰のひねり。鶴林寺のあいたた観音や薬師寺の日光・月光菩薩のようにセクシーです。日羅上人は尼僧だったなんてことはないですよね?


【滋賀県・湖東三山秘仏開帳-3】秘仏本尊一斉開帳〜生木を彫った十一面観音・百済寺編

見仏日:2014年4月12日
※開帳期間(2014年4月4日〜6月1日)

拝観の受付を済ませ寺務所に朱印帳を預けに行くと、寺務所の中にツバメが何羽も飛び交っていました。
湖東三山の秘仏開帳が始まった4月4日は丁度、七十二候の『玄鳥至(つばめきたる)』にあたります。

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去年の巣に戻って来たんでしょうね。寺務所の中は安全確実。

巨大寺院であったことが偲ばれる、公園の広場のように開けた境内を通って、参道を上ります。
途中、展望が開けて景色を楽しめる場所があったり楽しく歩けます。

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ここの山門も二天門だったかな?かすんだ記憶を辿っても思い出せないので目で確認!立派な仁王さんでした。

本尊の十一面観音は聖徳太子が霊木の杉を立ち木のまま彫ったという伝説(これまた霊木化現仏)があり『植木観音』と呼ばれています。
湖東三山の本尊はどこも伝説に彩られています。
凄まじいパワーを秘めてるに違いないのでお参りした人にはきっとご利益があることでしょう。

秘仏が大好きな見仏人な僕にとっては、滅多にお目にかかれない湖東三山の秘仏を一気に拝観できた。ということだけでも十分なご利益です。ありがたい。

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これ立ち木を彫った仏像は木喰上人の猪名川町の東光寺で子安観音というのを見たことがありますが、樹が自身を治癒しようとするのが像を包み込むように樹皮が覆い被さり天然の厨子のような感じになっていて驚きました。


何かの本で読みましたが西村公朝先生も立木に不動明王を彫ったことがあるそうです。


【奈良:壺阪寺〜飛鳥周辺-その3】橘寺〜川原寺〜飛鳥寺と石造物

壺阪寺〜談山神社〜飛鳥坐(あすかにいます)神社〜橘寺〜川原寺〜飛鳥寺の日帰り見仏旅行3/3

せっかく飛鳥に来たんだし・・
車は駐車場に入れて、レンタサイクルに乗り換えて、謎の石造物を見ながら以前訪れたお寺と初訪問になる川原寺に立ち寄りました。


訪問日:2012年5月31日


【猿石】
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【鬼の雪隠】
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【鬼のまな板】
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【橘寺(再訪問)】
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所在
奈良県高市郡明日香村大字橘


お寺の特徴など
聖徳太子の生誕の地で、太子が「勝鬘経」を講義した時の天体ショーの伝説がある他、お菓子の神様として田道間守が祀られてる。
橘の地名は田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことに由来する。


拝観可能な仏像
如意輪観音坐像
田道間守像
聖徳太子像

日羅上人立像(収蔵庫開扉時)

写真撮影不可



【二面石】橘寺境内

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【川原寺(弘福寺)】
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所在
奈良県明日香村川原1109


お寺の特徴など
川原寺は、飛鳥寺(法興寺)、薬師寺、大官大寺(大安寺)と並ぶ飛鳥の四大寺に数えられ、7世紀半ばの天智天皇の時代に建立されたものと思われるが、正史『日本書紀』にはこの寺の創建に関する記述がない。そのため創建の時期や事情については長年議論され、さまざまな説があり、「謎の大寺」とも言われている。
現在はかつての中金堂跡に川原寺の法灯を継ぐ真言宗豊山派の寺院・弘福寺が建つ。


拝観可能な仏像
木造持国天立像
多聞天立像
十二神将など

写真撮影不可



【酒船石】

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【飛鳥寺】

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所在
〒634-0103  奈良県高市郡明日香村大字飛鳥682


お寺の特徴など
588年に百済から仏舎利(遺骨)が献じられたことにより,蘇我馬子が寺院建立を発願し,596年に創建された日本最初の本格的な寺院で鞍作鳥(止利仏師)作の釈迦如来坐像が飛鳥大仏として親しまれている。
本堂内(仏像含む)は写真撮影が可能。

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飛鳥大仏は鞍作鳥(止利仏師)作


拝観可能な仏像
銅造釈迦如来坐像(飛鳥大仏):重文
聖徳太子像など

写真撮影可能



感想など
明日香を回るのはレンタサイクルが便利だけど、これからの季節はかなり厳しくなりそう・・。

橘寺では田道間守像が伝承を含めて気に入ってるので再訪問。収蔵庫に安置されている「日羅上人立像」は是非、見仏したいんだけど、なかなかタイミングが合わず未見仏。

川原寺は初訪問、アクの強いジョークを連発するご住職が印象的!

飛鳥寺も再訪問だけどやっぱココの透明感のある青白い聖徳太子はミステリアスで凄く良い!

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↑ちょっと不気味な雰囲気の聖徳太子像


御朱印


お土産


【奈良・斑鳩】聖徳太子建立七ヶ寺のうちの一つ法起寺

見仏日:2009年4月16日

聖徳太子建立七ヶ寺のウチの一つです。

奈良・斑鳩「法隆寺」
大阪「四天王寺」
京都・太秦「広隆寺」
奈良・明日香「橘寺」
奈良・斑鳩「中宮寺」
奈良・斑鳩「法起寺」
不明「葛木寺」

書きかけ記事ではありません。

いずれ追記するかもしれません。
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法隆寺にお越しの際は是非足を伸ばしてみてください。


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