塑像の国宝十二神将(特に伐折羅大将)で有名な『新薬師寺』の境内の片隅にある「香薬師堂」にひっそりと祀られている『おたま寺蔵尊』をご存知でしょうか?
裸形のお地蔵さんです。
裸の仏像さんっていうのは意外にも沢山あって、もっとも有名なのは多分、江の島の裸弁天さんです。
女性を明らかに示している裸の仏像では、奈良のれんじょう寺「裸形白色阿弥陀立像」も見仏マニアの間ではよく知られていますが、人気の面で弁天さんに及ばないのはやはり乳房の差ではないかとおもいます。
仏像は如来像や仁王像など、そもそも半裸だったり上半身裸だったりするワケで、多少の露出は別段気にもなりませんが、乳房露出だったり全裸だったりされるとやっぱり焦ります。
おたま地蔵さんはその名が示す通り男性で全裸の像です。しかしただ裸形というだけでなく、大してサイズの違わない『景清地蔵』像の胎内から出現したたそうです。
理屈も技法も僕にはまったく理解できませんが、なんとなく『宝誌和尚』が想い浮かびます。
宝誌和尚(ほうしわじょう)
平安時代・11世紀/像高159cm
京都・西住寺
裸形のお地蔵さんです。
裸の仏像さんっていうのは意外にも沢山あって、もっとも有名なのは多分、江の島の裸弁天さんです。
女性を明らかに示している裸の仏像では、奈良のれんじょう寺「裸形白色阿弥陀立像」も見仏マニアの間ではよく知られていますが、人気の面で弁天さんに及ばないのはやはり乳房の差ではないかとおもいます。
仏像は如来像や仁王像など、そもそも半裸だったり上半身裸だったりするワケで、多少の露出は別段気にもなりませんが、乳房露出だったり全裸だったりされるとやっぱり焦ります。
おたま地蔵さんはその名が示す通り男性で全裸の像です。しかしただ裸形というだけでなく、大してサイズの違わない『景清地蔵』像の胎内から出現したたそうです。
理屈も技法も僕にはまったく理解できませんが、なんとなく『宝誌和尚』が想い浮かびます。
宝誌和尚(ほうしわじょう)
平安時代・11世紀/像高159cm
京都・西住寺
あきらかにポール・バーホーベンは影響されてますね。
秋には京都国立博物館の平常館が落慶予定なのでもうすぐ宝誌和尚に会えるはず。
↑裸形の阿弥陀如来
↑茶枳尼天。「きっと実在のモデルがいるんだろうな〜」と思わせる面立ちと髪型。
薄手の衣装が身体にまとわりつくような感じや、しわの具合など細部まで丁寧に写実的に彫刻さてるので、見世物的な俗っぽさはなく真摯な信仰心を感じます。
が・・・煩悩にまみれた僕は乳房に目が釘付けです。
↑弁財天と聖天さん
象頭人身のお姿でただでさえ衝撃的な聖天歓喜天ですが、弁天さんと聖天さんの二天和合像はかなり衝撃的です。その分パワーも凄まじいんでしょうね。
画像はネットから拾い集めました。転載に不都合がある場合、お手数をおかけいたしますがご一報ください。ufodouji
秋には京都国立博物館の平常館が落慶予定なのでもうすぐ宝誌和尚に会えるはず。
↑裸形の阿弥陀如来
↑茶枳尼天。「きっと実在のモデルがいるんだろうな〜」と思わせる面立ちと髪型。
薄手の衣装が身体にまとわりつくような感じや、しわの具合など細部まで丁寧に写実的に彫刻さてるので、見世物的な俗っぽさはなく真摯な信仰心を感じます。
が・・・煩悩にまみれた僕は乳房に目が釘付けです。
↑弁財天と聖天さん
象頭人身のお姿でただでさえ衝撃的な聖天歓喜天ですが、弁天さんと聖天さんの二天和合像はかなり衝撃的です。その分パワーも凄まじいんでしょうね。
画像はネットから拾い集めました。転載に不都合がある場合、お手数をおかけいたしますがご一報ください。ufodouji